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火曜日18時過ぎ、三宮に向かう車の中で、いい知れぬ恐怖と戦いながら僕はハンドルを握っていた。突然の大雨にこの車はリアドライブ、水溜まりには横滑りの危険性がある。ワイパーをフル稼働しても、視界は狭い。しかもエアコンが効かないためにウインドウは曇っているからタチが悪い。仕方なしに、屋根付きのレストラン駐車場に入って雨宿り、この雷雨を避けていた。
なんとも不便な話だが、多分僕の車でなくても運転は怖かったと思う。それほど雨はひどかった。神戸の道路の問題は、雨、特に豪雨が降ると露呈する。震災後急いで復旧した道路には、数年で大型トラックなどの轍(わだち)がいたるところに出来た。見事に雨水は溜まる。かなり危険である。
まぁそれでも日本車の四季に耐えうる技術・安定性は評価出来る。ほんとバックヤードビルダーの英国車はマイペースだ。そんなところを好きになった僕に原因があるのだから、少々の不具合は仕方がない。彼女みたいなもんである。
僕は、車にも人にも『出会い』は一杯あった方だと思う。もちろんこれからも無ければそれは悲しいことで、やはり出会いは多い方がイイ。しかしその中で『出逢い』というと、これが少ない。出逢い系サイトに多くを求める人がいるが、それは不自然というモノである。出会いは極自然に行われるが、出逢いは必然だったりするからだ。僕とTVRも、この店も必然なんだと思ってる。
しかし必然は求めたり探したりしていても見つからないし、見つけるモノでもない。「気が付けばそうなっていた」が必然ならば、そんな幸せなことはない。先日お客様にお送りしたハガキにもそのようなことを書いた。
「変わらない変人と言われ 続けたら足跡となった」
そして最後には「不思議と疲れも飽きもない」と結んだ。
疲れたり飽きてしまうのならばそれは多分、
必然の『出逢い』じゃなかったんだと思う。
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