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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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いやぁー、サザン凄かったねぇ〜。

日曜昼過ぎ、意外にスムーズに車でやって来て、既にポーアイ(ポートアイランド)にいた僕はホテルのカフェに並んでいた。なぜゆえにカフェで並ばなければならなかったか。行列を「こよなく」嫌う僕としては、どないしょ状態だったが仕方がない。素敵な女性を迎えるために、席を確保するのはダンディでニヒルなアヒルの僕としては(意味不明)至極当然のことだった。

彼女がやってきて、色々話をする。自分の周りはサザンを生で観ているのに、一度もライブに行ったことがないらしい。ははは……カワイイね。初々しいね。弾む気持ちが隠せないのも解る。それに比べ僕は余裕だった。彼女を待ってる間もグラフィック本や、図面を見たりしていた。僕って大人、である。

おそらくこのホテルにいる、大半はどう見てもサザンが目的だ。恰好で判る。屋外ライブ・7万分の幾らかの人がここに集まっているのだろう。ハッキリ言って僕以外は、見事にサザンオールスターズ・オールスターズだった。なんだか解らないが、昨日の日記じゃないけれどやはり凄いことだね。ってなことを言いながら、そろそろ時間が来て彼女は友人と合流。僕は……ステージの音合わせに……な訳もなく、なぜかこの群衆とは逆方向へ、ポーアイを脱出した。

失礼した。つまり僕はサザンのライブに行ったこともないチェリーボーイ(死語?)だ。でもあの渦中に一旦身を置いて「今からライブが始まるぞぉ〜」と期待に胸膨らませた人々に後ろ髪も引かれず、そこを颯爽と去ってゆく美学に……あぁ、何を言っても駄目だな。羨ましい限りでした、皆さん。

僕の住む垂水・ジェームス山にいても、遠い海に浮かぶ船から風に乗って、汽笛が聞こえてくることがある。神戸は横に広く長い街で、それは芦屋でも、西宮でも、果ては和歌山からまで「ボォーッ」と、船の姿は見えずともどこか異国情緒を感じることが出来る。それも神戸の魅力の一つである。ポーアイから帰り着いた自宅のリビングで、何やら音楽が微かに聞こえてきた。

風に乗ってテンポよく、こっ、これは?……もしや!……どこかに反響すれば、芦屋の花火だって聞こえることもあったし、丁度今はライブ中の19時だ。

サザン、サザン、サザン、サザンオールスターズ……♪

僕は小躍りしてバルコニーに出てみた!

公園でやってる盆踊りの炭坑節やった。


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加納町 志賀とはどんなヤツ?
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