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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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金曜日の店が終わって、日記を書いている。亡き人の霊が戻ってくると言われるこの時期。多分爺ちゃんも隣にいるんだろうなぁ、と思いながら認めている。

お盆ってのは正月に近い、家族・親族が集うものだとも思ってる。どこか信心深い、祖先・先人に感謝するように厳かな……まぁ、それは大袈裟にしても昔、家族を感じた時期でもある。幸か不幸か、不幸か?不幸やな、僕には京都以外に家族はない。17日には京都に帰るが、宮本敬文くんの写真展を観てレセプションに出て、多分とんぼ返りだ。あかんな、と思う。しかし今はベースである神戸にいたい。隣にいるであろう爺ちゃんには、謝っといた。

店も例年の如く静かで、カウンターには面白い光景が見られた。父と息子、母と娘、それぞれ別々のお客様。親子で飲んだ経験のない僕は、羨ましくもそれがこの場所に存在することに喜びを感じながら、金曜らしくない一日を終えた。

16日は休む。一日がかりで、多分自宅に缶詰である。去年を見ると8/11にハガキのことを書いている(>>>「心ここに在らずは、人に非ず」参照)。おおよそ1000枚の、夏のハガキのラベル貼りと一筆、そして送付。チョイと一仕事である。でも、爺ちゃんはいつも年賀状を1500枚以上全部手で書いていた。来る枚数はそれ以上だったから、それらに丁寧に返事も書いていた。それに比べれば、まだまだ甘い。しかし一筆はともかく、ラベル貼りは……単純作業は好きではない。顔と名前を思い出しながら、やってみようと思う。

「お客様を集めるために」サイトを続けたり、DMを送ることとは程遠い道を僕は歩いてる。だってそうでしょ。藤原紀香クンだって「感動させるために」アフガンに行ったわけじゃない。多分イチローも中田もそのはずで、「そうしたいから」やってるんだと思う。そういうのって説得力があるよ。「結果・評価は後から着いてくる」的なトコが。じゃ、ナンでそれが出来るか?

意図的じゃない『そこにいる偽りのない自分が好き』なんやろね。
あの人も、そうやったと思う。

なぁ、爺ちゃん。(参照>>>「僕と爺ちゃん、ガラクタと長靴」


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加納町 志賀とはどんなヤツ?
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