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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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海外に行く予定は未だ立たないのに、お客様、市役所の受付嬢・ミチコちゃんに頼んでパスポート申請用紙をいただいた。僕が海外に行くとすればそれは、独り旅だと思う。それは僕が独りほどに、新しいアイデアが浮かぶということに他ならない、ということにしておく。まぁ、まだまだ先の話だな。

何度も書いたけれど、神戸JC(青年会議所)の理事になったキランは、ブレーンでもありお客様でもあり、親愛なる友人だ。奥さんもよく知っているし、子供達も「水泳のお兄さん(オヤジではない)」と認知してくれている。おそらく今年の夏にも彼らとプールに行くことだろう。僕は彼のストレートなところが好きだし、彼も僕に対して同じことを言う。いつも「志賀ちゃんの家に来た」とお連れさんに説明するし、日本人以上に仁義礼知を弁えている。

深夜に来た彼は、おそらく同じJCであろう酔った人と一対一で話をしている。ゆえにこの日の僕との会話はほとんどないが、彼にとっては必要な時間なのだろう。僕の「家」をそういう風に使ってくれていることは嬉しいことである。神戸弁を巧みに操るインド人、キランは決して僕を利用しない。そして僕も然り、そんな利害関係が存在しない日々が続いて4年になる。

「俺は小学校3年から、ずっと阪神ファンやねん!!」

僕は阪神ファンでもなければ野球ファンでもないが、ターバンを巻いたインド人が阪神ファンだという違和感よりも、肩書きや国籍が僕等とは違うということなんかよりも、僕の信頼すべき友人がここ「志賀」でくつろいでいることが重要なわけで……グラスを吹き上げながら、僕がクスッと笑ってたことなどヤツは知る由もなく、その大きな身体を揺さぶりながら熱弁を振るい続けていた。

紛れもなく彼は、シーク派関西系神戸人だ。


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加納町 志賀とはどんなヤツ?
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