www.bar-shiga.com
■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
ホーム >>>
7/18「なんかブツブツ書いてます」 バックナンバー >>>
暑い神戸。でもまだ茹だる暑さじゃない。昼には大阪にいたが、暑さよりも人の多さにまいる。こんな電車に毎日揺られてんだね。凄いよみんな。

銀行の営業時間に両替に行ったけど、そこも人が多い。「2000円札が新札です!」とまだあまり有効性のないソイツのアピールが書いた両替機があったから、まぁ流通に協力しようと10000円分だけ変えてみたら2枚が新札じゃない。おいおい、なんだこの銀行は!と思ってATMの入金に使おうとすると「2000円札は使えません」とある。姿勢が疑われるぞ、この銀行。飲食店にも銀行にも、なんでもオペレーションって大切やのにね。

淀屋橋に久しぶりに降り立ったのは、知人の建築家がクリエイティブディレクターを務める、ジャパニーズ・ダイニング(どう表現したらいいか曖昧やな)らしい「美美庵(ビビアンと読む)」のオープニング内覧会に行くためだ。建築家・竹山聖さんは間違いなく「デキる人」だ。ハードも、ギミックも含めて細部に凝っていた。大人は好きだろうね。子供は浮くだろうね、あの空間は。入口がウェイティングバー、吹き抜けの眼下には60席ほどのダイニングスペース。夜のレセプションには行けないから、料理やその他の雰囲気は解らないが、あとは同じくオペレーションだと思う。つまりこの場合はそこに立つ「人」やね。

若い子って、知識でモノを話すでしょ。それすると「ソン」だよってこと、平気で言っちゃったりやっちゃったりする。そこにいた人も会話の端々に見え隠れした言葉があったし、水曜僕の店にもそんな人が来たが、話の途中で携帯が鳴っていきなり出たりするからね。席を外そうともしない。しかもくだらない話。でも意見だけはする。どこかで聞いたことのあるオリジナリティのない意見。
それは知識だけど知恵じゃないよな……。

僕は若い頃、知識など無かった。あの頃は、確かに今ほど情報過多じゃないし。若い人はマニュアル本(所謂シティグルメマニュアルもそうだが、「成功のための○○カ条」的なベストセラー本など)に目を通しただけで『断定的』に語ってしまうでしょ。今の時代を暗に、僕がおっさんだと言っているわけやけど、抜きん出たパーソナリティが見えない人は本当に多いよな。

そうそう、僕は特にファンというわけじゃないけど、イチローがオールスター前に言ってた(紅白歌合戦前の鳥羽一郎じゃないよ)。ほんま、彼はサラッと言うけど、若い子にこの意味解るやろうかねぇ……。

「自分の力以上のことは出来ないが、力未満のことはしてはいけない」

ズキッと刺さる言葉やね。僕もいつもそう思ってる。

※2000円札が嫌われ者みたいに書いたけど、お釣りに使ったことはある。店で一番最初に新札を使ってからずっとそうなんだけど、イチローくんが昔いた日本のチームのピッチャーにお釣りで渡した。翌日200何日ぶりに復帰戦を飾った彼は、今でもずっと財布にその2000円札を入れてくれているようだ。ブラボー2000円札!!て言うか、ブラボーは死語やろ。


※《>>>志賀レディースTシャツ・拡販への道!》
【発売中! 限定オリジナルTシャツ・女性エディションです 何が「限定」やねん!という突っ込みはナシとして、持ってる人は写真・画像募集中です】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……

Copyright@Toshiya Shiga. All Rights Reserved.
Send Mail to Shiga