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月曜夕刻、どんよりとした神戸の夜に、強い通り雨が降った。 祇園・石畳の打ち水にも似た雨は、少し涼しさを与えてくれる。
多分そうなんだと思う。暗い誰もいない店の中にいると、無性にどこかでドラマを感じようとしてる僕がいて、それが「日記」というモノにカタチを変えてゆくのだ。もちろん脚色などしない。バーにはたくさんの悲しみや想い出やら、そして笑い声なんかが落っこちている。それらを僕は、拾い集めているだけだ。
多分そうなんだと思う。僕はこの店に「居場所」を求めているのだと思う。>>>去年の七夕の日記でも偶然に同じような感覚を持った。僕の居場所は、人の人生に関わるドラマを観ることの出来る「特等席」である。何も覗き見をしているのではない。人には数々の物語があり、栄枯盛衰がある。それらを垣間見たり話したりして、放った「言葉」という記憶に刻み込んでいるのである。
多分、やはりそうなんだと思う。
僕は、暇なときほど理屈っぽい。
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