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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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2日のアクセス数はナリを潜めて、前より少し多くなったがまた安定したカウンターとなる。3日木曜日、強い雨の降る旧居留地に車を停め、僕は午前中には朝日ホールにいた。>>>「KOBE HYOGO 2005 夢基金プロジェクト」最終審査・プレゼンテーションの会場である。僕の創ったロゴが、5m以上のボードとなって舞台に飾ってある、500席ほどの新しい多目的ホールである。スクリーンとプレゼン台、司会台のある壇上。選考委員は前列中央に座ってる。

ピーンっと張りつめた空気の中で、29組の代表者プレゼンが始まった。各組5分、それぞれのプロジェクトを代表者が話す。プロジェクターを活用し大きなスクリーンに映し出される内容に、口下手だが伝わる人もいたしその逆もあった。饒舌で長くなる人も、簡潔にまとめる人もいる。人前で話すことは難しい。手のひらに「人」と書いて飲み込んだところでダメな人はダメだし、実は話し上手にはその儀式は必要ないものであるんだと思う。

昼の休憩時間に、ずっと行きたかったてんぷら屋を探す。雨を気にせず傘も差さずに、口も顔も「てんぷら」になって一直線に向かっていた。昼時にこの辺りにはあまり来ないから、やっと食べられる昼しかない上天丼にむさぼりつく。目の前の通し揚げ、アツアツを食す。旨すぎ。「二見寮」……元町BAL向かいを東に歩きなさい。志賀のオススメグルメ。(死語)

昼休憩の後、もう一度休憩を挟んで17時半まで行われた最終審査プレゼンテーション。これだけ多彩で多方面の業界から招かれた選考委員は、過去のプロジェクトに例を見ない。年齢層も幅広いし、何より僕をブレーンとしたことがそうだと言える。>>>6/20日記「自らの意志でそこにいた」で書いたように、僕は「街の人」として、見届ける義務がある。ズラッと揃った委員の前の壇上での彼らの緊張した面持ち、真剣なプレゼンを最後まで見させてもらった。

今回思ったことは二つ。

この趣旨に即した提案や想いが現れるものは、実はプロジェクターで見せる資料の完璧さや饒舌ではなく「伝わりやすい」ビジュアルだったと思う。僕が好印象を持ったのは、新鮮な音色のスティールパンという楽器の実演を見せた大人と子供。目前の演奏と、併せてはっきりした声で簡潔明瞭に話した女の子だった。言葉は必要ない楽器の凄さだと思うが、その先に情景が見える。
もっと言えば『継続性のある未来』が見えた。

そしてもう一つ。委員や事務局の皆でその後、打ち上げがあった。串揚げの素敵な店でである。なぜか自然に僕は大先輩の元神戸製鋼ラグビー・林敏之氏の横に座らせられる。「お前の店は敷居高いからなぁ〜 カード持ってへんしなぁ〜 今度、扉叩くわ」と拳をつきだした。やはり未だとてつもなく大きい拳を見た。

試合前に自分の顔を殴り涙し、更衣室のロッカーや壁を破壊し続けた過去を知ってるだけに、林さん、お願いだから叩かないでくだせぇ。


※「KOBE HYOGO 2005 夢基金プロジェクト」は第二期募集もあります。
 ご興味のある方はサイトで。


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加納町 志賀とはどんなヤツ?
>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……

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