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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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あいつらはアホやね。ホンマ、限度っちゅうもんを知らん……。

土曜日、夕方から似合わないJR新快速に乗る。人は当たり前のように多い。大阪に着いて環状線に乗り換える。ホームは異様な人である。車両から人間が吐き出されるその中にいる、一人きりの自分は辛いので、この日の目的であるUSJに一緒に行く仲間を探した。連絡を取り、そいつらを待つことにした。

何本か来た電車をやり過ごし、程なく着いた奴らは神戸製鋼ラグビーの吉田明と藤高之。休みにラフな恰好だが、一目でただ者ではない風貌である。改めて近くで見るとデカイ。ただでさえ大学時代から18kgも痩せた僕だし、この季節Tシャツ姿の彼らと並ぶのは気が引ける。ただのスマートな男前になる。おほほ。

ユニバーサルシティ駅は、なんだか近未来的で、テーマパークならではの受け皿を備えている。車でしか行ったことがないので、このアプローチは男3人には少し恥ずかしい。しかしながら身長では一番高い僕もその一人として数えるのならば、この大男3人は徐々にUSJ・ハードロックカフェに近付く程に、手を繋いで歩きたいくらいに心を躍らせていた。彼らは思ったのだろう。「家族と来よう」と。僕は思った。「家族をつくろう」と……ぷぷぷ……ウソである。

新郎と同級のSteelers南條賢太の司会で既に始まっていた二次会。披露宴から参加していたキャプテン苑田の席に当然の如く案内された僕たちは、それからやってきた林丈太郎、鶴長、松井、森藤と共に、新郎新婦そっちのけで酒を飲み始めた。多分まともに、新郎新婦に挨拶をした者は誰もいない。

18時半からの会がここ大阪の端っこUSJで始まって、店のオープンの時間が気になったのだけれど「志賀さん、ええやんたまには」と、僕が何か言おうとするのを苑田とにしきの(吉田明のこと)に制され「カパッ、カパッ」と飲んでいた。2時間くらいで、僕はウイスキーを飲み続けたが、こやつらは350mlビールをおそらく30本以上、スミノフウォッカアイスミニボトル10本やカクテルを数杯、そして僕しか飲まないはずのウイスキーロックも30杯くらいは飲んでいたと思う。それぞれが競い合い、誰かが潰れるまで続けるのだろう。アホである。

時間もあって僕は21時前にはそこを出たのだけれど、実は名残惜しかった。まず彼らと接点のない年齢に達した僕が、一世代も離れたラグビー現役の彼らと共に酒を飲み、同じ土俵でツッコミを入れられる関係に、心底楽しかった。

他のテーブルとは明らかに異質のココ(声は大きいし、よく食うし、終始ニコニコしていた店員のお姉さんにドリンクを何回も持って来させたし ありゃ、後で「あの客、最低!」って言ってるな多分)ではあったが、しばらく忘れていた「バカ飲み」を思い出させてくれた彼らに感謝したい。やっぱりラグビーやってる奴らはええわぁ。あの男臭さと、アホさ加減が堪らなくイイ。

しかし、大阪から新快速に乗って三宮で降りようとしていたのに、うっかり寝てしまって危なく明石まで行きそうになった(なんとか手前の神戸駅で降りられた)から、こんなのはタマにだからええんやな……と、ちょっと大人を見せておく。そして、一つ分かったことがある。

あいつらいつもこうだとしたら、毎回会費は確実に元を取ってる。


※本日の志賀・ヒトゴトではないヒトリゴト
【高木くんおめでとう ホンマ、俺も含めあのテーブルだけは「誰の会やねん!」状態であったが、許してちょーだい】

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