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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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なんとか台風をすり抜けて帰った金曜の店終わり。翌土曜は夕方まで暴風雨、霧のかかったジェームス山・塩屋であった。その夜、店には、神戸の支店に来た東京生まれのお客様のお母様が、お姉さんと来ていた(ややこしい)。息子さんは逆に東京で研修らしいから、来ていない。東京にお住まいのお母様、今は九州は博多に住むお姉さんが、中間の関西で久しぶりに会うことになったそうだ。「志賀さんとこ、行けば?」という息子さんの一言にココにいる。嬉しい話である。

サイトのアクセス数がいつもより上がったのは、一斉に「着てもらいたい人」に送ったTシャツメールと、昨日の大学での講義(と言うにはあまりにも店に近い語り)のお陰も多少関係しているのだろう。特にあんなカタチの講習会は初めてだったが、2001年後半に神戸製鋼寮隣の喫茶店で、Steelers南條&苑田と話した「志賀トークライブワールドドームツアー」のアホ話もまんざら遠くはないなと、味をしめている志賀である。やっぱりアホである。

そう言えば、30日の講義が終わってから話した人は様々だった。奥様がお菓子の職人で最近店を出した。その旦那様は会社勤めではあるが、これからはバックアップを考えている。また違う女性は、旦那様と服飾物販の会社を経営するがこの時勢、飲食店経営も視野に入れ今回のカフェスクールに応募した。

そしてもう一人、その大学の女子学生は生死を彷徨う大病を患った過去を持ち、生きること、食べられることの大切さを知ったゆえ、ケーキ屋さんでバイトしながら大学では栄養学を学ぶ。自分はちゃんと生きてるという証を感じたくて、自分の音を聴いてほしいと音楽もやっていて、将来は「音楽を生で聴かせるカフェ」を思い描いているそうだ。 皆それぞれ切っ掛けは違うものだが、街に志のある人々の「家のような店」が増えることを願っている。

その女子大生(ええ響きやな)は、いつも朝に、講義のあったラウンジのピアノで練習をしているそうだ。講習会終了後、彼女を待っていた学生の2人が「えぇー!あれって!!」……その彼女が弾いていたことを初めて知ったらしい。そこにいた経営情報学部の教授も「君やったんか」と言った。

音楽はイイなと思う。出来る人は羨ましい。アイデンティティを知らせる解りやすい手段でもあるが、無意識のうちに「誰かが聴いている」ということは素晴らしいことだ(勝手に耳に入ってくるという表現は、安直で寂しいからこの場合は違う)。高校でラグビーをやってるときに、遠くの校舎の窓から女の子が見ていた、なんていう経験は甘酸っぱくも忘れることの無い、良き思い出である。

万人に認められたいとは思わないが、誰かに気に掛けられていることは相当に嬉しいことだと改めて思う。少なくとも甲子園大学での講義は僕のことを知る、そんな手掛かりとなった。真剣な眼差しで話を聞いてくれた皆さんに、寝込んだときにほど健康だったことが有り難く感ずるように、今純粋に幸せに思ってる。


※本日の志賀・ヒトゴトではないヒトリゴト
【もう6月かぁ……(ほんま独り言やな!)】

※《レディースTシャツ・拡販への道!》
【鎌谷さん サンプルいつでっか?】

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