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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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いつも見てもらっている車屋さんに、冷却水の補充点検に行く。しかしファミリー(家庭のことね)を持たない僕が、久々にその近くのファミリーレストランでなぜかハンバーグを食べていた。昼から何も食べていなかったのと、どうしても時間を潰さないといけなかったから仕方がない。ハンバーグの横にはクレソンが横たわっている。コンビニですら昔よりは美味しくなった昨今、ファミレスにフランス野菜の付け合わせも当たり前の時代になった。味も悪くない。

時間を潰さないとイケナイ……なぜなら僕の車は異様に熱を持つオーバーパワーの車で、着いてすぐにキャップを開けるなどは御法度(死語)なのである。沸騰した水が溢れ出すからだ。しかもなかなか冷めないし特殊なキャップだから、作業も神経を使うらしい。暑くては堪りまセブン(死語か?)というわけだ。

夏を前になんとか事なきを得て、水の補充も終わって店に。なかなかバタバタしながらも、交通安全週間の神戸によくもまぁ街に出てきてくれたものだと感謝する。その中に偶然にも昔好きだった女性が二人、別々に来ていた。

二人はもちろん面識がないから、それぞれの時間をそれぞれの席で過ごしていた。もちろん僕の過去がこの空間に今、同居していることなど知る由もなくアルコールを飲む。彼女達はいい表情で、不信感一杯に喧嘩した頃の顔ではなく、僕が好きだった時の顔だった。今は幸せなのだろう。なんだか嬉しかった。

先日読んだ本にこんなことが書いてあった。

「近頃の若者のプロポーズは変わってきた 昔は『一緒に苦労がしてみたい』と女から言ったものなのに、今じゃ出来るだけラクしたいなんて言う」

先日の5/15日記にも使えそうな言葉である。僕は『一緒に苦労がしてみたい』相手を探しているんだと思う。そういった意味では、古風な考え方なのだろう。

もう今は離ればなれになった彼女だが、嫌いで別れたわけではなかった。彼女達は一緒に過ごした頃楽したいなんて言わなかったから、僕が好きになったことに間違いはなかったと思えている。

異性同性を越えて、相変わらず共に歩むことの出来る人が好きな志賀である。


※本日の志賀・ヒトゴトではないヒトリゴト
【金曜に行った歯医者さんで読んだ、永六輔著「職人」の中で「私もいっぱしの職人になりましたなんて言う奴がいるが、いっぱしとは『一番端っこ』のことって知らねぇで偉そうに言うんじゃねぇ!」と書いてあった そこからまた、その道が始まるってことなんだな】

※《レディースTシャツ・拡販への道!》
【このまま行くと、仕上がりは6月初旬 僕の誕生日にしようかね】

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