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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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朝8時、日曜から月曜に掛けての喧噪から離れ、僕は塩屋の海にいた……。

皆様、GWはいかがお過ごしでした?連休って経験がここ何年も無い僕としては、いつもと変わりない日々だったわけだが、さすがに5日はゆっくりしようと思った。こんな日は、多大な睡眠と多少の仕事とひたすら「食べ」に走るに限る!なんてことを考えながらも、三宮から午前7時、すでに日差しは眩しくそのまま帰るにはもったいなく思った。また今年も、そんな季節になったんだ。

家に着くとすぐに、タンクトップとショートパンツに着替え子供のような恰好でジェームス山を走り出す。起伏を2〜3越えると、海は目の前だ。近所に住むミチコ嬢に聞いていた、地元住民にはお馴染みのビーチに出る道を思い出していた。小石が多いが砂浜もある。釣りをする人、犬と散歩する家族、沖に出る船……須磨やメジャーな浜には多いジェットスキーやクルーザーなどいない。8年以上もこの地に住むのに、こんないい場所を知らなかったとは。この夏は、ココだな。

こどもの日のイベントとして、僕は計画を実行に移すことにした。海からの帰りSATYに行く(最近よく行ってるな)。食材を揃え、自宅に着くと「いいとも」が始まっていた。そうか、今日は月曜日なんだ。神田うのの登場を見てから、とりあえずベッドに倒れ込んで寝た。

夕方、とりあえずコーヒーを飲んで食材を切り分けに掛かる。先日、友政ちゃんからお土産にもらった「東京月島もんじゃ焼きセット」をホットプレートで食べるためだ。冷静に考えると、もう39歳まで一ヶ月切った独身男性がやることではない、と突っ込まれそうな話だが「いつか網模様のメロンを一人で食べてやる!」的な独り占めは非常に好きである。誰かと食べたくても、ナチュラルセルフ独り占め(必然的にいつも一人)になってしまう僕であるが。

こうなったら贅沢にと、パッケージにある「よく合うトッピング」の素材全部買ってきた。キャベツ、ねぎはもちろん、生イカ、タコ、ほたて、えび、明太子、ニラ……やりすぎである。備え付けの粉、ウスターソース、揚げ玉(天カス)、桜エビ、切りイカを水で溶いて、素材と混ぜる。それらを水気を切りながらプレートにのせドーナツ状に、土手の中央に残りの具材を入れ、グツグツとなってきたら混ぜ合わせる。青のり振りかけ、セットに入っているヘラで、焦げをはがしながら食べる。(ヘラは滅茶苦茶小さいのでスプーンで豪快に食べた)

そもそも、もんじゃ焼きの「もんじゃ」とは、色々な具を盛り込んで贅沢に食べる様を表して『どんなもんじゃ!』と言ったのが最初という……のは僕が作った話だが、ホンマに凄かった。 (※『「もんじゃ焼」の語源は焼きながら鉄板に文字を書いたのが「文字焼き」と呼ばれいつのまにか「もんじゃ焼」又は単に「もんじゃ」となったと言われている』そうである)

味の方がどうだったかって?4人前のセット内容が、モノの30分でなくなったことで解っていただけるはずだ。結構好きである。どんなもんじゃ。


※本日の志賀・ヒトゴトではないヒトリゴト
【2時間後、そのプレートで焼きそばを2人前食べる志賀であった】

※シリーズ「こんな店はイラナイ!」その11
【満席の店にまだ客がいるのに、「すぐに空きますよ」と行列に言ってる店員】

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