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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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京都では25度を超す陽気となって、近頃の温度差に戸惑い気味の38歳である。

お昼ドキをもうとっくに過ぎた金曜の午後、北野坂の途中のカフェにいる。ここは僕のPCを気遣ってか、コンセントの近くを案内してくれるスタッフがいて重宝している。思ったほど交通量や人も少なく、快晴の神戸を満喫している。
もちろん、一人で。

あと一時間もすれば旧居留地で、異業種交流会とは名ばかりの、おそらくしゃべりまくる僕がそこにいることだろう。今回は神戸市絡みで、僕がかねてから提案していた「屋外スクリーンの映画」に関係する、映像プロデューサーやアート系、様々な方もいるというので、とても楽しみにしている。以前書いた、大きなスクリーンで見る映画の夕べ的なものを、ぜひとも神戸で!と日頃から思っている。それが神戸まつりとなり、風物詩となり、映画の似合う神戸らしさとなっていくことを切望してやまない。

しかし、暑いな。でも風は心地よい。車をオープンにするには恰好の天気なのに、駐車場でトランクを開けて驚いた。あんな狭いスペースに、イラナイものがたくさん入ってる。残念ながら僕の車のカーボントップは手動で、トランクに入れるか、そのままソコに放置するかしかない。バケツはあるわ、何やら古い雑誌はあるわで、スペーシーなはずのトランクがケビン・スペーシーである。
(変幻自在の役者なのに、イマイチ「華」に欠けるの意 転じて、使い勝手が悪いことを指す……でも僕は好きなのよ、の意)

去年の夏には全開で走ったこの車にも、天井が付いて走るたった一年で必要のないモノが放り込まれてゆく。生活感を感じさせない人や家には、「必要なモノしかない」ものである。それら以外は身体に付いた忌々しい贅肉と変わりなくそこに存在する。「人」や「車」の調子如何も、実はそんなところから来ているのかも知れない。

澄み渡る空、風薫る5月、目の前のコーヒー、ゆったりした時間……

ここには今、必要なモノしかない。


※本日の志賀・ヒトゴトではないヒトリゴト
【まずは何ヶ月かぶりに、自宅に掃除機をかけることから始めようと思う】

※シリーズ「こんな店はイラナイ!」その8
【「お一人ですかぁ?」と大声で聞いてくる店員 見て分からんかね!(T_T)】

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