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5月に入った。来たお客様によると、GWに突入(この言い回しはナンだ! 浅間山荘か?)した会社もあれば、暦通り(こりゃ死語だな カレンダーか)の企業もある。しかし今は、静かな三宮である。
せっかく来てくれたKobe WalkerのTさんだったが、東京土産だけもらうだけもらって帰してしまう。たっぷり4人前、もんじゃ焼材料セットを戴いた。僕は一人でもんじゃもんじゃするんだろうか……という懸念が若干脳裏を過ぎるが、嬉しいお土産である。ごめんなさい、今度はしっかりサービスします。
店の帰りの深夜、兵庫辺りに車を走らせると、県道や田舎道によくあるような交通標語を目にした。それがなんとなく悲哀に満ちて、そこまで思われる親は幸せ者だなぁというモノだった。
子供は親が思っているほどに「コドモ」ではないし、大人・親のエゴは往々にして多い。子供にとって良かれと思ってしたことが、いい迷惑だったりする。自分がイイ大学出ではないからといってスパルタ教育したり、スポーツ音痴だった過去でプロ野球、ゴルフやテニスプレーヤーの英才教育をしてしまう。子供タレントにしようと、モー娘。オーディションに子供をやる親も怖い。
過去にどこかで書いたが、
僕の実家・京都山科の警察署付近の標語・看板は変わっていた。
「痴漢 早く帰ろう」である。
僕の高校時代には、「痴漢やめ 早く帰ろう」だったが修正されてソレである。
どちらにしても、それで痴漢が無くなれば、ストーカーも泥棒も、銀行強盗もいなくなる。白装束も移動ではなく撤退する。スカラー波もどこかに行く。
話がそれたが、僕が兵庫で見つけた標語は、飄々とヒョットコ標語だった。
「なぜ抱くの 僕は好きだよ チャイルドシート」
チャイルドシートに座るような幼児が、こんなことは言わない。「周りに評判が悪いの、この髪型」と女性が言って、そして僕が答える。
「僕は好きだよ そのヘアスタイル」なら大人の口説き文句としてはプレイボーイであるが。
なぜ抱くの……抱く……こんな淫靡で官能な響きは罪である。
僕ならこうする。
「なぜダッコ 僕は好きだよ お昼寝ラッコ」
結局淫靡、『おひるねラッコ』は大阪茨木のソレ系ホテルの名前やな。
少なくとも子供のいない僕には、語ることの出来る日記ではなかった。 やっぱり、子供の気持ちなど解るはずもないか。
※本日の志賀・ヒトゴトではないヒトリゴト
【チャイドル(チャイルドアイドル)なんて言葉が、親子をダメにしてるんだな】
※シリーズ「こんな店はイラナイ!」その7
【定食屋「ごはんおかわりし放題」と書いてあるのに、おかわりをすると、3杯目からは嫌な顔をする店 (それでも、僕は4杯食べるけど)】
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