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いつのまにか、文末の映画とビデオ評論コーナーが無くなっていることに気付いた読者もあるだろう。考えてみれば、おすぎさんでもない限りそんなに映画は観ない。続くわけがないので、サボタージュした。この日記を「書かなあかん」と思ったら休むように、「観なあかん」ではあまりに僕ではない。でも観に行きたいとは思ってる。映画は大好きだ。オファーがあれば出たいくらいに好きだ。しかし、Vシネマや火曜サスペンスはイヤだ……アホだ。
間違って、春の番組改編特番を録画してしまった。巻き戻して観ると、物まね番組だった。物まね自体は嫌いではない。巧い人や笑えるモノなら見るに耐えうる。しかし、アレはいけない、いただけない。
司会が言う。「次は青い三角定規のモノマネで、『太陽がくれた季節』で〜す!」そしてガダルカナル・タカの嫁・橋本志穂が歌い出す。観客が「ヒュゥ〜!」……この微妙なモノマネ(やってる本人もとても微妙)、ほんまに知ってるのかいなこの若者達は。
通販の料金発表くらいにわざとらしいが、また面白なさすぎて面白いオヤジギャグのように、観て喜ぶ視聴者もいる。あぁ、僕もその1人だ。そして、本人登場。モノマネした人が、その登場に「えぇ〜、聞いてないよぉ〜」ってな顔をする。そして一緒に唄ったりするが、「この本人はダレ?」だったりすると、観ている時間がもったいないなと思う。僕がオォ〜っと思ったのは、氷川きよしと夏川りみ本人くらいだったな。物まねは素人参加の方が新鮮でいい。
僕が今までに感動した素人物まねは、まだ学生だった竹中直人のジーパン刑事の殉職シーンと、ブルースリーの真似だった。太陽にほえろのワンシーン「なんじゃこりゃ」と手に付いた血を見ながら「拳銃、貸せやアイダ」と言いながら歩み寄る姿。ブルースリーが、仰向けになった相手を踏みつけて「ワチャァ〜(失敗したときの言葉ではない それはアチャァ〜)」と吠えて泣きそうな顔の真似。最高だった。後に、この物まねをマネする人が増えたものだ。
物まねは究極のパロディであって、物まねのモノマネであってはならない。最初にやった人が凄いというわけだ。誰もやらない物まねは本当に衝撃的で、エキセントリックだ。僕も誰もやらない(ほとんど出来ない)物まねを持っている。高校の頃からやっているせいで、大学新入生歓迎コンパのときには、うどんやビール瓶の洗礼(3/30日記参照)は受けずに済んだ。今それをやれば、多分店のお客様は減る。でも、これだけは誰にも負けない。
「鯉の口」
行列の出来ない日になら、披露してもいい。
(参考文献 3/26日記「追随を許さない店」……文献ちゃうな)
※本日の志賀・ヒトゴトではないヒトリゴト
【また静かな店である もうみんな志賀党から除名だ 破門だ 宮本ハモンだ! 河相ハモンだ! ハモンハモン、ミスターモンキーだ!! 志賀党ってなんや?】
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