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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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火曜日のお客様に「普通の店だね」と言われた。
僕は「?」と思ったけれどそのお客様は続けた。

「当たり前にお客さん選んでるし、普通に背伸びしない酒を置いている いたって普通だけどパロディのようでおもしろい」

これだけでも「?」なのだが、その一言で解った。

「パロディと物真似は違う 普通であって、でもこんな店はない」

過去を知ってるからパロディである。今(流行)しか知らないのなら、単なる物真似である。当たり前に人と接するのは難しい。自分がひれ伏すような大金持ちや有名人、ステイタスの高い人に対しては、手を摺り合わす(=ゴマをする)人が多い中で、僕はそれをしたことがない。それは物真似だ。僕に出来ないことをやっている人で、その人に出来ないことをしている僕で人間関係は保たれる。

「シンプルほど美しく難しい」という言葉があるが、着飾るよりも、飾らない店、志賀でありたい。難しいことではない。
当たり前に再確認しているだけのことだ。

でもそんな自分に根付いた考えみたいなものを確認できるのは、近くに人がいるからだ。自分を客観視するためにこのサイトを続けるように、「志賀」を続けるために、僕はこれからも人に自分自身、全身「志賀」で接したい。

スマップ風(槇原敬之か)に言うと、オンリーワンっちゅうやつか。レット・イット・ビー、ケ・セラ・セラ、そしてセ・ラ・ヴィ、その意味を知れば、みんな自分に返ってくる言葉だと気付く。

僕を真似できる人がいない、いつも「志賀」でいたいものだ。


  ※本日の志賀・ヒトゴトではないヒトリゴト
【アカデミーを取った「千と千尋の神隠し」のプレゼンターはキャメロン・ディアスだった いやぁ、彼女に「あの映画よかったよ」と伝えといてよかったわ】

  ※昨日観た(観終わった)、ちょっとええ映画とビビビっとビデオ評論
【CSNムービー 「ハリケーン」1999年米 主演・デンゼルワシントン】
少年時代、ボクサー時代、黒人差別の冤罪を着せられる主人公が半生を書き綴り出版、無実を証明するまでを描いた実話 過去に観た「ミシシッピーバーニング」や「ニュージャックシティ」「マルコムX」「戦火の勇気」など数々の映画で描かれた問題ではあるが、あまり前知識無しに観た僕はグイグイ引き込まれていき、迂闊にも涙した(ビルから少年が手を振るシーンでオロロン)秀作 今のこの情勢にタイムリーな「テレビは革命を放送しない」の歌詞に頷かされ(今NYでは市民の半数が戦争を反対し、デモを行っているらしいのに)、「書くことは魔法みたいだ」と言うデンゼルワシントン扮する、ルービン“ハリケーン”カーターに、僕は勇気づけられたようだ これからも書き続ける勇気を……

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