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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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・火曜日、銀行行ったり、買い物したり、天候も相まって車の調子もいい。自販機のコーヒーをHOTのつもりでCOLDが出てきた、こんなところで季節を感じてしまう。(冷蔵庫の紙パックごと飲んだときの、ジュースのつもりが、牛乳だったみたいなもん あれビックリするわな)

・信号待ちで前の車・バンのリアに「水回りのトラブルは当店で」とフリーダイアルが書いてある。その隙間から、鮮魚移送車のトラックの如く水がダラダラと流れ出しているのが、別に悪かぁないが、可笑しかった。

・尾谷くんのプロデュースする、京都のOBJ(オブジェ・こう書くとナンだが、アイウェア・眼鏡屋さん)18日のレセプションの案内が来ていたが、夜はさすがに「一瞬の京都」では物足りないはずだから、スタンダード・頼くんによろしく願った。インテリアが森田ヤスミチかぁ。他の部分もコンセプトがしっかりしてて(それは案内状に感じられた)、おもしろそうだ。北白川っちゅうのもイイ。いつかフラッと覗いてみようと思う。

箇条書きで始まった本日の日記。本題は今からである。店でイイ話が出来た。

4月に、大森さんとM嬢(居ないのに勝手にメンバーに、大森氏ご指名)とで、 『京都に探しに』行こうという話になった。

「恩師って、いる?」と大森さんに聞かれて僕は、小学校の先生の話をした。遠足で行った金閣寺や銀閣寺、小4の頃である。顔も今でも思い出せる堀先生。ニキビ?でブツブツな顔で、眼鏡を掛けていた。僕はなぜかそこで、外国人と見るやサインをもらいまくった。その際の英語を聞くと先生は「ギブミーユアサイン!」と、進駐軍にチョコレートを乞うような拙い英語を教えてくれた。そんなことするな!とは言わない先生が好きだった。

そして京都時代の話は続く。僕の小さい頃、京都伏見桃山の子供専用の散髪屋(なんと背後には、ニシキヘビ、カメ、ニホンザル、オウム、インコなど動物がカゴ、檻、水槽の中にいっぱいいて、帰るときには動物が書いた風船がもらえた)、一度に20人以上が滑れるすべり台(横に広く、大人が10人並んでも滑れたはず)、秋のお祭りのあった御香宮という神社の前のみたらし団子屋(目の前で焼き目をつけてくれ、たれをからめる小さめの6個)、中学の頃よく行った山科疎水縁から上がる水晶谷(途中川があって、木のツルでターザンのように渡った 防空壕がいっぱいあって、そのには水晶がいっぱい埋まってた)があったことを思い出した。ジグソーのようなピースひとつひとつを拾い集めに行こう、写真に撮ってこよう、そして語ろう、そんなツアーに行くことに決まった。

それらはもう無いかも知れない。でも「記憶がある」ということは素晴らしい。昔のドラマで「記憶には愛がある」と、名古屋章も言っていた。ピースが欠けていれば、パズルは完成しない。ほとんどの大人が彼方に置き忘れてしまっている欠片……時代の記憶のカケラを辿って、そのひとつずつのpieceが集まるとき、気持ちが豊かになって争いなんて起こりはしないはずだ。

子供の頃ってみんな純真無垢、国境も肌の色も関係ない。
そんな気持ちを今の大人が持てば、もっと世界は『PEACE』になるのに……。


※本日の志賀・ヒトゴトではないヒトコト
【自分の生まれ故郷を「大人になったら、グランドって小さく感じるよね」というような、月並みな言葉でしか表現できない奴にはなりたくないものだ】

※昨日観た(観終わった)、ちょっとええ映画とビビビっとビデオ評論
【昨日は、観てません】

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