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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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月曜午前3時頃、唐突にメールが入る。「志賀さんはナンのために生きてる?ナンで頑張ってる?」という内容に、「その答えも含めてまた、色々話そう」と返した僕は、17日中そのことについて考えていた。ココ最近、一週間ほどの日記はどうもそれに関連する、ヒントになりそうなことを書いた。「何のために生きている?」は、まだ答えの段階ではない。しかし僕が何のために頑張るか?昨日書いたこともそうだけれど、その辺はなんとなく見つかっているような気がする。

店に関して言えば、誠に無責任ではあるが長いビジョンはない。勘違いは早計だ。別に10年を目標に止めようと思っているわけでもないし、お客様のお子さんが成人して、親子で来たときにもまだ立っているバーマン像も捨てがたい。今はただ毎日のように「立ちたい」だけである。昼間の仕事はと言うと少しニュアンスが違うが、一生続けられると思う。(あぁ、昼の仕事って何やってんの?と思われる方は「年中ムキューっ」コーナーに一端が書いてある)それは紛れもなく爺ちゃんの影響で、頭が働く限りは発想が無限大であるから、「売るためにモノを創らない」ことを守っていればクリエイティビティは色褪せないと考える。

このサイトは、過日に書いたように「自分を客観的に知る」最短手段として欠かせないものだ。昼も夜も働く僕にとって、ちょっとしたオアシスである(おっ、オアシスって、わしゃ生け花か!〔それ、違う〕 しかしオアシスは、ちょっと死語っぽい)から、僕と同じ生まれ年のかっぱえびせんのコピーのようなものである。(やめられないとまらない、これも死語)

月曜に来ていた金城さんが言ってた。DJは作曲者を、セレクトショップやスタイリストはデザイナーを越えられない、そんな観点から「創る・プロデュースする側」に常にいたいものだ、と。その辺はまぁなんとなく判る。

「今僕がやっていることは、世の中の1%のセンス・コンセプト・オリジナリティを備えた格好いい人達・そのコアを対象に発信している 志賀も同じことをやってると思うし、やり続けて欲しい」

ふむふむ、解ってきたぞぉ、僕の店の支持者が1%……その通り!それはもっと解る。僕はちょっと違う方面から同じようなことを言った。

「行列が10割として、それが少し経って3割に減ってしまう店よりも、行列の出来ない僕の店が1割として、限りなくその1割に近いお客様がずっと来てくれるなら、そっちの方がいいって思ってるんですよ」

僕がよく店で言う言い回しに「普通の店が2〜3年で回収するお金を、2〜30年掛かって回収する店だ」というのがあるが、それはまんざら遠からず、マスに発信しているわけではない。「こんなバーテンおらんわ、こんな店ないわ」と言われ続けるために、そう、まさに続けている。犯罪や謀反以外で突然歴史に足跡を残した人は、おそらくいない。少なくとも僕が学校で習った授業では無い。続けなければ……そりゃ、先週書いた。最後に金城さんが言った。

「『超』個性にならんとな!」

若者言葉の「チョー」ではない。「超」だ。超人バロム1の「超」である。
それは今のところ、出来ていると思う。

あとは信じて、続けるだけだ。


※昨日観た(観終わった)、ちょっとええ映画とビビビっとビデオ評論
【ケーブルTVで「オースティン・パワーズ」がやってたが、流して観たので、感想なし 英国モノは相変わらず解りにくい 海外コメディは「裸の銃を持つ男」シリーズが好きだ そしてやっぱり、チャップリンだな】

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