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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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お茶ドキ(死語)、車を運転中にメールが入る。神戸製鋼・藤からである。「2号線を右に方向指示機を出しながらズ〜と直進している志賀さんの車を発見しました」……確かに僕はずっと戻すのを忘れていた。僕の車の室内ウインカーランプは、なぜかハンドルの向こうではなく、センターインパネに付いていて視認できないが、カチカチ音で付け忘れが分かる。大音量で聞いていたMDのせいだ。

FPM(ファンタスティック・プラスティック・マシーン)の新譜、これはハマッた。店では結構ヤバイが、車ならエグゾースト・ノートと相まって最高のサウンドである。僕の中ではメジャーのモンドグロッソ・大沢伸一もそうだが、クラブシーンでかなり「ええ感じ」の、田中トモユキのFPM。インコグニートやm-floのバーバルを引っ張ってくるあたり、僕には「ごっつうええ感じ」であった。

木曜日夕方に行った「ランドスケープカフェ(神戸市役所南西・高砂ビル1F)」、そこの久見瀬氏とエスプレッソを飲みながら談笑したが、とても伝わるモノがあった。いつか書いた「先駆者」、しかも追随を許さない開拓者と言ってもいい。この店はいい感じである。平日の午後にまた、出没しよう。

お前はいきなり何を書いてんにゃ?と思う方もあろう。つまりFPMもランドスケープカフェも、僕の中ではスタンダードである、と言いたかったのである。「そのままでいてほしい」願望のようなモノが僕のスタンダードだ。例えば、中学の時に好きだった松田聖子に対して「僕が発掘した」くらいの勢いの、独占・妄想拉致のような……(まぁ、突然人気が出てからは興味がなくなってしまったが)そんなもの達は、忘れようのない想い・色・空気感を持ちながらマイナーから徐々に進化していって欲しいものである。

ココで僕のマイナーとメジャーを、色んなジャンルで例えてみよう。

「喫茶店(キッチャテン)」と『イマドキのCafe』、「レコード」と『CD』、「映画館」と『シネマコンプレックス』、「ATG(アートシアターギルド)」と『大手配給会社』、「大映(特にテレビ)」と『東映』、「漫画」と『アニメ』、「仙八先生」と『金八先生』、「荒井注」と『志村けん』、「辞書・辞典」と『グーグル検索』、「ディスコソウル」と『ユーロビート』、「定食屋」と『ファミレス』、「ストーブ」と『セントラルヒーティング』、「フォレスト・ウィテカー」と『トム・クルーズ』、「チャック・ノリス」と『シュワルツェネッガー』、「サム・ハン・キンポー」と『ジャッキー・チェン』、「鳥羽一郎」と『イチロー』(?)、「菅井きん」と『平井堅』(??)、「メロン記念日」と『モーニング娘。』(これはちゃうな)、「TVR」と『メルセデス』、「Mac」と『Windows』、「氷屋の氷」と『製氷器の氷』……

「志賀」と『今、イケてるデザイナーの店』

人によってカッコイイことと恰好悪いことが違うように、マイナーとメジャーとカテゴライズするのは非常に難しい問題ではある。「培う」「裏打ち」「説得力」なんてものは、実はマイナー、そんなところから生まれたりするもんだ。

このまま書き続けると、12、13日の日記みたいになるし、以前にも野球に例えてメジャーについては書いたから、この辺で。

あなたの無くしたくないマイナーって何ですか?


※本日の志賀・ヒトゴトではないヒトコト
【で、そのFPMのCDはどこに行ったかというと、僕の店のトイレのCDプレーヤーに使ってる やっぱり、マイナーなのかね】

※昨日観た、ちょっとええ映画とビビビ・ビデオ評論
【ビデオ『荒ぶる魂たち』監督・三池崇史 主演・加藤雅也 竹中直人】
僕の敬愛する、雅也兄ぃの快作ヤクザ映画である アジアの賞も取っていて、今、凄い勢いの三池監督で、僕は好きな映画である 深作・仁義なきシリーズも捨てがたいが、この作品は「今」の時代背景に、錯誤甚だしい男の生き様が描かれていて泣ける 本作もそうだが、昨年のNTVドラマ「天国への階段」で見せた死に様といい、加藤さんはトガった男を感じさせる作品で個性を確立できたんじゃないかと思う いつか共演したい人の1人だ(アホ)

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