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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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雨の降った木曜日、あまりに閑散なので水曜を思い出していた。

向山くんが水曜の店に来ていた。日本の企業を辞めて、海外で頑張っているラグビー選手だ。同志社の同期、ワールドの黒川、ハギイくん、神戸の平尾と共にである。まだ新婚で、奥さんも一緒だ。こうやって彼らは、年に何回か会っているらしい。素敵なことだ。僕が神戸に住んでいることもあるが、所謂同じ釜の飯を食った同志の会ってのは、今はあまり無い。そうか、僕の周りは結婚して子供もいるからか。僕はいつでも参加できるのだが……。

その彼が、ホームページを立ち上げたいそうだ。周りに影響されているようである。今や、契約プロバイダで誰でも簡単に作れる時代になった。容量もそこそこだから、難しいことをしなければ充分である。その辺の企業や店のサイトよりおもしろい、玄人ハダシ(死語)のものも多い。個人サイトの位置付けってのは企業サイトとは異なるが、何のためにするのか、そして継続性が問題である。

どこかの変わった奴のサイトのように、ほぼ毎日更新するのも一つの「手」だが、それはあまりお勧めできない。なぜなら奴は、先日にも書いたが、サイトを「ジンクス」だと思っているバカチン(金八先生語)だからである。「オタク」なサイトも多いが、その辺とは違う意識を持っているつもりだ。つまり、自分が誰であるか隠しながら書いてはいない。芸能人でもスポーツ選手でもないのに、それをやっている奴は変人である。露出狂と言ってもいい。

目的がお客様を増やすことなら、僕のサイトのようなものは全く意味がない。いつか書いたが、この日記は「目に見えない方への手紙」「『志賀』は元気にやっている知らせ」のようなもので、やはり変態小説家である。100%プライベートをさらけ出しているわけではないが、僕の生活の切り売りを覗いてくれている方々には本当に感謝すると共に、「アンタ、奇特だよ」と言わせてもらう。

サイトの魅力ってのは、顔の見えない相手が共感してくれたりして(BBSを設けたら反論も多いが)、その人の生活の一部に関与してしまう合法侵入(合法的な干渉)が、ほとんどリアルタイム・双方向に出来る点かもしれない。これは、紙媒体にはないメリットでもある。続けていれば反応もある。ヒット数を重視してはイケナイ。迷い込んでスキップされているかも知れないからだ。重要なのはヒット数に対する、頁数、どれだけその人がページを捲ってくれたかである。

「♪ナンのために〜」とは、渡哲也が唄ってた歌詞で、「自分のために」というのは究極の優等生意見であるが、これも間違いではない。パブリシティなら「ヒットしてもらうために」であろう。「ただ書きたかっただけ」と言うのならば、そこに山があるからだとK2登頂でもすればいい。

僕は何のためにこのサイトを更新するのか。まんざら冗談ではない。暇だからである。そしてほぼ毎日に更新する気なら、驚くほど神経質でタフでストイックでナルシシズム・自己陶酔に溢れていなければならない。そんな奴は世間から変わった人扱いだが、これだけは言える。自分が好きじゃないと出来ない。

自分を殺して、自分を偽り、実力以上に生きようとしている人には続けられない。とどの詰まり個人のサイトは、「自分を客観的に知る」最短手段なのだ。

だから、そんな人には勧めたい。続けられるならね。


※本日の志賀・ヒトゴトではないヒトコト
【喫茶店でのこと おしぼりの袋から「パンッ」と割って出す人がイマドキおるんやな あの無神経さは、電車でくだらない話を携帯でしている奴と同罪だ くしゃみを大きな声で「ハッくしゃみ〜」と言ってるおっさんと一緒だ】

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