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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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また静か(こう書けば聞こえはイイが、要は暇)な店である。しかしサイトのレスポンスは続いて来た。千葉・柏市の龍田くん、元気そうだ。小和久さんの丹波の雲海描写、見に行きたいものである。そんなレスポンス達に助けられ、なんとか店でホッとしていたところに、何やら尋常ではない電話が入る。

音を切っている携帯電話が光っている。僕は基本的に店にいるときには携帯に出ない。携帯電話でしゃべりながら仕事をしているバーテンは、日常的で現実に引き戻される感じがして好きではない。着信はよく知っているサッカー選手からだったから、店の電話が鳴るのを待った。そして子機が赤いランプを点滅させる。

「志賀さん、ウチの嫁としゃべってください!!」

ナンだ?いきなり。僕と昔、付き合ってた子だったりして?僕のサイトを見ている奥様ファンか?しかしそれが、ファンではなく「不安」な電話であることはすぐに解った。どうも旦那の浮気に疑いを持って「それやったら、志賀さんに聞いてみろ!」となったらしい。たま〜に、こんな電話が入ることがあるが、僕はいつでもイデオロギーの塊で退治、いや対峙する。

プライバシーの侵害はしたくないし、そんなこと夫婦でチチクリあってくれればいいので詳しくは書かないが、要するに彼ら選手が店に女の子を連れ込んで「あんなこと」や「こんなこと」、「え〜!そんなチョメチョメを〜!!(死語)」イタしてる、と奥さんが友人に聞いたと言うのだ。しかも、それで「志賀」が怒っていると……。僕は電話を替わった奥さんに滔々と語り始めた。

『あのね、奥さん。僕の店以外で、彼が何をしているかまでは解らんけど、少なくともウチの店でそこまではないわ。大きい声で「王様ゲーム〜!」なんてやりだしたら、俺怒るもんね。そんなん、キティちゃんのカラオケBOXでも行ってやれって。前にいきなり伊藤剛臣ってヤツが、あぁ、知らんと思うけどラグビー選手ね、酔って上半身、急に脱いだとき思いっ切り頭叩いたったわ。まっ、それはええとして奥さん、俺は彼に怒ってないし、ええ関係やし、少なくともそれはウチの店ではないし……問題はやね、それを言い回っているヤツがおるってことや。ん?奥さんの友達の彼氏が言ってるって??そんな「私の妹の同級生のいとこが、TRFのダンサーやった」みたいな中途半端な話、微妙でオカシイやないか。なぁ奥さん、考えてみぃな、そんな間接的にモノを言うヤツは一番信用できひんねんで。まぁ、俺はキャメロン・ディアスと付き合ってんねんけどな、コレ内緒やで。まっ、とにかく奥さん、後は夫婦で話し合いなさいな。僕の店、行列の出来るバーやから、もう切るで。ほな、旦那にヨロシク!』

と、ほぼこんな内容で話は終わった。ほんま、勝手にやってくれ、である。喧嘩する相手がいるだけ羨ましくもあるが、こんな電話で仲が戻るのならそれでイイ。

みのもんたは凄い、と思ったね。


※本日の志賀・ヒトゴトではないヒトコト
【昨日ココに書いたら、これ見よがしに神戸製鋼の選手からレスポンスがあった なるほど、東大阪の岩田は石や岩がゴロゴロあったからか 水前寺清子ってのは、熊本の水前寺出身やからそんな名前なんやね 都はるみ、みたいなモンか 余談やけど、領収証書いて貰うとき「『しが』でお願いします」って言うと、何人かは「滋賀」って書くヤツがおる そんなわけないやろぉ ほほう、大阪・大正区には暴走族や警察がよく見られるのかぁ 僕には、大正中学→浪商学園→大阪体育大の、その筋?では超エリートのラグビーの後輩がいるが、そいつの兄貴が「大正連合」っていう暴走族のリーダーで、最初の集会の時に壁にスプレーで「大正『運』合」って書いた、伝説のアタマやったらしい ほんま、みんな色んな環境で育ったんやねぇ ちなみに僕が、公家の出だということは意外に知られていない 丸眉にお歯黒、麿言葉でおじゃった……だから、おほほ】

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