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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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土曜日。真っ昼間に僕の家で、ブレーン・卯目くんとWebについてブレストする。マジンガーZのブレストファイヤーではない。とにかく、イイ話が出来た。KOBEプロジェクトと、僕のサイトは大きく変わるか?

雨の土曜日なのに、お客様はいい感じで入ってくる。行列の出来る店はほど遠いが、どの席のお客様とも僕のペースで話ができた。いい出会いもたくさんあった。

BAR「Z(イニシャル、あえて今回は伏せておく)」の出口くんが3人で、入口から入ってきた。お店のお客様で共通のお仕事に就くお二人を会わせる場を、僕の店で執り行ってくれたのだ。志の高い人の話はおもしろい。僕も一緒に何か出来ないか、と考えて提案もした。素敵なお二人と出口くんは、出口から帰っていった。入口にも出口にもなるドアは、なんだか凄い。(意味不明)

僕ほどのエロ男、いや伊達眼鏡、基、色男・伊達男ともなれば、店にいる間にメールも入る。その中に、僕を、店を取材したいというメールが届く。このサイトを忠実(「まめ」で変換された)にチェックしてくださっている方々ならよくご存じのことである。僕はメディア・広告媒体には基本的にお断りする。理由は今までのお客様を「きる」ことになる切なさと、一過性の行列に同じ気持ちで「いらっしゃいませ」と言えないことを、既に分かっているからである。

と言いながらも、僕はそのメールの主をよく知っている。過去に彼女が書く文章も見ているし、何よりも僕の店で「一対一(さし)」で飲んだことがあるからだ。一方的でない議論もした。そんな奴は、僕も、店も解ってくれている。住所や電話番号は掲載されないだろう。それがどんなカタチになるかは未だ知る由もないが、セミヌードまでの覚悟はある旨、伝えた。(殻から出た蝉ではない)

近所に店をやってる、タケシくんがお客様を連れてきた。偶然にもこのお連れさんも編集者であった。名刺を見ると、全国展開誌である。でもアプローチは違った。どこからか、僕のサイトを見つけて、ずっと気になる店だったと言ってくれた。それは掲載のためではなく、肩書き抜きで来たかった店だと言う。一般に常套手段として、僕に気に入られようと「いい店ですよね」を連発する人がいるが「アンタはどれだけここで過ごしたんや、どれだけ俺のことを知ったんや」と返してしまう僕だから、編集者特有のシャモジ、いやシャコジ(社交辞令)かと警戒しそうになった。

それは今後、その方と交わすメールであったり、また店に来てくれるかどうかの展開で解かれることになるのであろう。一緒に来たタケシくんは僕にとって信頼すべき男であるので、その辺は今日言わなくても、解ってくれる人には伝わるし、そうでない方には届かない思いなのであろう。

この店はいつも通る道のウインドウ越しに眺める、「いつか手に入れたいモノ」でありたいから、衝動買いを繰り返すちょっと横柄な金持ちのような振る舞いを好まない。一緒に過ごす時間を掛けて目の前の人を信ずれば、その人に動かされるものだ。この、日本語で「週間神戸歩く人」の誌面には、店ではなく「人」として協力させてもらうのなら、嬉しいことだと思ってる。

だが、やはりセミヌードが限界だ。


※本日の志賀・ヒトゴトではないヒトコト
【「ハリウッド映画に出演しませんか」なら、側頭部に衝撃が走るほどに、即答する システム手帳を見ながら「時間が合えば、出てもいい」と】

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