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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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どれだけ多くの種類の酒を知っているかよりも……


お客様であり、食い友達のM嬢に
「志賀さんは、恋愛経験が少ない」と攻め続けられていて、
僕もほとんどそれを認めていたのだけれど、
最近それがそうじゃないと気付いた。

僕は恋愛経験が少ないのではない。むしろ多い。
僕は『純愛』経験が少ないのである。

『どんなに多くの女性を愛したかを饒舌に語る人が、
どれだけの女性に愛されたかを思い出せないのは不幸である』

僕はちょっとそんな感じだ。

『どれだけ多くの種類の酒を知っているかよりも、
その酒を旨く飲ませる店を知っている方が価値がある』

それは解っている。

反省しているのではない。
半生を振り返っているのだ。

だからこれからは、こんなオチも控えようと思っている。


※本日のダジャレー男爵・伝言板
【酒の旨味を変えるモノは、決してヴィンテージやグレードだけじゃないし、膨大な知識よりも「使える知恵」であるとも思う 家で飲むのとは味が違うと思わせるモノも、そんなところにはない 若いときには解らなかった事の一つだ】

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