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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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僕がよく行くお好み焼き屋さんのおばちゃんが、初めて店に来てくれた。僕は上機嫌で働いた。伊藤剛臣と苑田右二の法政丸刈りコンビが食べに来ていたと、おばちゃんは笑ってた。僕も笑った。

さて、最近ちょっと気になってる言葉がある。おそらくこの言い方をする人は、若い。オヤジが使うと違和感がある。テレビでも若手芸人(芸があるとは思えないが)が言っていたりするから、若者にも浸透したのだろう。

「ぶっちゃけ」

これはかなり原形をとどめていない。

確かに僕も「ぶっちゃける」と使うが、これ自体変な言葉である。辞書によると『打ち明ける』という意味らしい。僕の親世代には、あまり使う人はいないような気がする。ディスクローズとも取れる告白は、打ち明けるという言い方から「ぶっちゃけ」とカタチを変えた。

多分「ぶ」が、若者言葉なのだ。【ぶっ殺す、ぶっ叩く、ぶっ込む、ぶっ飛び〜(死語やな)】なんとも、「ぶ」っきらぼうな言葉である。「ぶ」然である。「ぶ」礼な話し方にも聞こえる。「ぶ」ん金高島田である。「ぶ」ん「ぶ」く茶釜である。「ぶ」ん「ぶ」ん、カナ「ぶ」ンである……。

「ぶっちゃけ」が、『「ぶ」っかけるシャケ茶漬け』のことではないのは判るが、使いやすい言葉だとは思う。「ぶっちゃけ」、昨日朝方の4時半に僕は、独り鍋をやった。「ぶっちゃけ」、店に行列は出来たことがない。「ぶっちゃけ」、酒も疲れも翌日に残る。「ぶっちゃけ」、自分が好きである。

「ぶっちゃけ」、若者と同じに僕が使うのは無理があると思ってる。


※本日のダジャレー男爵・伝言板
【コトバってのは文化だが、意味が明確に答えられない言葉が増えてきた それはどう考えても僕が歳を取ってきたことを認めざるを得ないが、正しい日本語を話す女性が少なくなっているのは、ぶっちゃけ、ブチャイクな話である】

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