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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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31日は真っ昼間から街に出ていたので、銀行にも営業時間中に覗けたりしたが、ATMへの月末の人が多いこと多いこと。その行列の一部を僕の店にクレクレタコラであった。相変わらず並ぶのが嫌いな僕は、3時以降でもいいか、と後回しにして打ち合わせに行く。

昨日の日記であんなこと(車に置く雑誌や洋書はディスプレーになる、という話)を書いたもんだから、駐車場に止めるときにも「この車、知り合いが見つけて覗いたらどう思うだろう……」と意識してしまってる。これ見よがしに、雑誌・TITLEが置いてある。他にマークニューソンの懐中電灯、pumaの今はないロードレーサー用シューズ……ギャグは抜きだ。

では中を覗いたり、そのフォルムを見たりして「失笑する」車とはどんなものか。

ダッシュボードに赤か青の「ビロードクロス(これ自体死語・死物)」を敷いている奴は可笑しい。そういう車は大抵シャコタンか、マフラーブロロロか、キンキラホイールか、工藤静香や中山美穂のエアブラシのリアルな絵が描いてあったり、ピカチューみたいな形のワゴンだったりする。そんな車を見るたびに、カッコイイの基準は色々あるんだなと考えてしまう。

ステッカーの張り方や装飾グッズで運転者が判る。4WDやRV(レクレーショナルビーグル)車には似合いそうな外国のメーカーモノはともかく、「積載量『つめるだけ』」なんて貼ってあったりすると、ギネスに挑戦・何人車に詰め込めるか?なんていう企画を思い出しながら、そのセンスを疑っている。ウインドウに付いている、動くたびに揺れる手のひらもうっとおしい。「子供が乗ってます」で子供が乗ってるのをほとんど見たことがない。「法廷速度を守ります、お先にどうぞ」という車が、猛スピードで追い越していったりする……。

助手席に迷彩服を着てじっと動かない男性。女性が一人で運転しているとナメられるからなどと、ストーカー対策にも使えた用心棒・カムフラージュダミー人形だ。残念ながら、まだお目に掛かったことはない。ありゃぁ、今までに何体売れたんかねぇ。彼氏ができたら、やっぱり処分するんやろか。荒ゴミに出されている横たわったそいつは怖い。その人形も凄いが、それを毎回車に乗るたびに出し入れしてた女性はもっと怖い。名前が付いてたらホラーだ。

吸盤でくっ付きぶら下がるお守り、これは根性と書いた東京タワーの砂時計くらいに、浅草の「一番」Tシャツ(ハルク・ホーガンが着てた)くらいに恥ずかしい。それは「おみやげ木刀・孫の手・ゴムボール肩たたき」級に、末路が読める。お守りというものは肌身離さずか、玄関に北向きにでも置いておくのがいいらしい。(と、Dr.コパが言ってた)

あれこれやるよりはブナンだ。お守りだけに、難が無い。


※本日のダジャレー男爵・伝言板
【似たような外観や、似たような内装の車が多い中で、今日書いた「失笑」には、多少の主張がある しかし卓越した個性はない モノに頼るのではなく「自分」で勝負する人には、多くの装飾はほとんど必要ないのだろう 極端に言えば、裸で運転しろということだ 検問に引っかかるのは仕方ない】

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