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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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昨日の日記文末に書いたように、日本の携帯のデザインには個性がない。一部に「光るモノ」が見られるが、それはエリクソンであったり、ノキアであったりする北欧系で、やはり日本のメーカーには魅力を感じられない。かく言う僕も、ずっと「軽い、壊れにくい、操作しやすい」という理由だけでN(NEC)を使っているが、ただ慣れていることを理由にずっとこれでいるのは、冒険しなくなったインディアナジョーンズや、往年の名選手のようである。

確かに大きさはほとんど淘汰された。一時、棒状(直径3cm長さ15cmほどの円筒型)の携帯を見かけたが、実用レベルで言えば湾曲したボタン操作は受け入れられなかった。韓国では腕時計型もあるそうだが、本来の操作性の意味から言えばやはり手のひらサイズまでだ。

だとすると、マトリックスに出てきたプッシュスライド式のNOKIAのようなアクション系か、最近ちょっとしたブームの着せ替え系の発展が考えられる。実際中国で売っているNOKIAには、普段は見えない番号部分がワンプッシュでスライドして出てくるものが、イケテルらしい。着せ替えは日本でもauあたりから出ているが、どうも若者意識でセンスを感じない。そこで僕に提案がある。

本体側面に付いているボタンをプッシュすると……水が出て、水鉄砲になる。プッシュすると……赤ちゃんの履く靴から出る音と同じ「プュィ〜ン」がする。プッシュすると……ところ天が出る。プッシュすると……ダイヤル部分が飛び出すが、妙に長い(50cm!)。プッシュすると……「この電話はプッシュ回線ではありません」と訳の分からないアナウンスをされる。プッシュすると……スタンガンになるが、持ってる奴がビリッとやられるので意味がない。プッシュすると……「押すな、押すな!順番やぁ〜」とおっさんの声がする。と、ここまで書いて馬鹿らしすぎるが、まだまだ僕の強引なプッシュが足りない。

着せ替えパネルならこうだ。

セーラー服や看護婦にコスチュームチェンジが出来る。風呂上がりはパジャマにする。当然会社には OL制服バージョン。それらでいっこく堂の真似も出来る。 あまり持っている人を見ない、虐げられたJ-Phoneやツーカーホンユーザーのために、Docomoのロゴの入った着脱式パネルをオプションに付ける……。


結局僕が言いたいのはそんな小手先じゃなく(当たり前や)、本体のデザインに重きを置くことだと思っている。それは実は携帯ユーザーである、アナタが一番解っていることだ。つまり、いろんな機能が付いていてもそのほとんどを使わない、ということがその答えだ。デザインの本質は「逃げ」ではない。

だから僕はそんな真っ向勝負の携帯が出るまでは、水没してまだ5ヶ月(02/7/30日記参照)なのに、ともかく今一番センスのいいモノに変えることにした。

僕の携帯はカメラもiアプリも付いていない、ソニーエリクソンになった。


※本日のダジャレー男爵・伝言板
【EH・エリックではない】

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