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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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なんだか少し暖かい金曜、西宮えびすのこの週末はどうも街は静かである。多少バタバタしたものの、この日が金曜だと言うことを最後の最後で思い出したほどだった。正月疲れは、まだ癒せない神戸である。

餅つきをしようということが、実はかなり大変で労力のいるものだと、実行委員会のメンバーはまだ杵を持つ前から筋肉痛の模様である。47歳のブースカ・O氏を筆頭に、3?歳ヌイグルミ・M嬢、そして38歳の僕にしても、それは杵でつくところからであったり、餅を丸めるところであったり、できたての餅をほおばることくらいでしか経験がなく、イチから関わるのはなかなか骨の折れる作業のようだ。やってみないと解らないと人は言うものだが、まさしくその通りである。

そんなときは、人に聞いてみる。まずは、昼の仕事で関わりのあるKOBE*HYOGO 2005プロジェクト事務局のY氏からメールが届いた。

「石臼の場合はお湯でよ〜く温めてつきましょう。杵は左手を下にして固定し、右手は支えるだけで上下に動かしてつきます。両手とも固定してしまうと二、三ウスつくともうしんどくなります」

なるほど、そりゃもっともである。
『二、三ウス』っていうところに、「慣れ」を感じた。

次に、店が終わってから行ったビリヤード屋さんにいた常連のおじさんが教えてくれた。 「餅に、ヤマイモを少し入れると臼にくっつかないし、美味しいよ」

こりゃ、プロだな。

そのまま朝までそこにいて、ハーバーランド近くの定食屋に行く。いつか書いた、60歳代後半のおじさんおばさんご夫婦がやってる店である。食事の終わった頃、この店でも「つかぬ事をお聞きしますが……」と思い切って聞いてみた。

「そやな、ふたウスくらいでええやろ」ふっ、ふたウス?

「きれいなテーブルの上に直接粉まいて、手早く段取りよぉ〜やらなあかんで。ナニ?ふたウスって何かって?ひとウスが二升やから、一升1.4kg×2升×ふたウスで5.6キロや。人数多かったら、もう少しいるけどな。餅米は前の日に洗って置いておくねん。そしたら、粘りが出るでぇ〜、旨いでぇ〜〜!」

おっちゃんとおばちゃんがいつもより明るく、より元気に見えた。


※本日のダジャレー男爵・伝言板
【13日、当日お餅を丸めてくれる奇特な女の子は、1.爪を切り、2.髪を束ね、3.香水プンプンしないでね 餅をついてくれる男子は、脱臼しないでね!】

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