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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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実家だということを除けば、年が明けたことも、正月だということも実感がない。昨日の日記にも書いたが、月日の経つスピードの速さは年々短く感じてはいても、イベントにはあまり敏感ではない僕である。テレビで知る正月は、どこか嘘臭い。しかしこの番組だけは違う。僕は毎年この日を楽しみにしている。

TBS「 壮絶筋肉バトル!! スポーツマンNo.1決定戦」はご覧になっただろうか。室伏、ケインが出てなかったものの、ダントツでラグビー・大畑大介が優勝した。ヤツは凄いね。プロスポーツ選手として大成して欲しいモノだ。彼はマイペースだし、どこか中田やイチローと同じような「孤高」の匂いが漂う。「やっと自分のやりたいことに挑戦できます」と旅立っていった大介にエールを送りたい。彼を見ていると、若い頃の僕を……ハイハイ、それはないです、すんません。

しかしまぁ、その番組で正月を知るってのも寂しく、いかがなモノかと思う。いかがなモノかで言えば、あの番組の途中に割り込んできたコーナー「名球会No.1決定戦」もかなりヤバかった。

番組が盛り上がってきた所に、突然入ってくる名球会の面々。紅白に出てくる知らない演歌歌手にも似た(まだNHKの紅白は幅広い年齢層なので仕方ないが)疑問符が並ぶ。なぜこの番組にこんなオッサン達が出て、しかも全員ハワイに行って賞金までも手にしてしまうのか。「壮絶筋肉バトル」を観たい人が求めているモノ、緊迫した内容の小休止としては、民放の映画の間に流れるCMくらいに興ざめだった。その間、「はぐれ刑事」にチャンネルを変えた人もあろう。

ものを作り上げることが大変なことは、僕にも解っている。そしてそのプロセスを無視して、出来上がったものだけを評価することは実は最も悪しき行為であり、その指摘は「俄」評論家に過ぎないことも知っている。だから、偉そうにメディアにとやかく言う筋合いではないのだが、これは一般視聴者としての主張だ。

テレビ番組を作る人、雑誌を編集する人、CMを作る人……たくさん知ってはいるが、ハートのある人は数少ない。いつの世界にも、パトロンと思しきスポンサーは存在する。それを無視することは出来ないわけで、そのハートも霞む場合が多いのか。僕もこれから一人の目の前の人間だけではなく、大きな組織や団体を相手に何かをする機会もあるだろう。そのままぶつけるモノでありたいものだ。

正月早々オッサンの如く語っているのは、どうやら休み癖のない身体のせいのようだ。働き出すとまたバカ日記になるんだろうから、今の内に結構真面目なとこも見せておきたい志賀であった。そしてオッサンと言っても、僕はまだまだ名球会になど入りたくないということも付け加えさせていただく。入れないが。


※本日のダジャレー男爵・伝言板
【02/2/20「『筋肉番付』大畑大介の驚異と今ある現実」に、昨年のこの番組についての僕の憤りは書いた ラグビー人気に火が付くことを願ってる】

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