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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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実は今、閑散とした三宮の街を歩いた後、店に入りまだ2002年の終わる3時間ほど前だ。向かいのビリヤード場は休みを取っていて、隣の産婦人科も表通りの焼鳥屋も幹線も、静かな街と同化している。毎年、この店にもそれほどのお客様の来店はなく、大抵ビリヤード屋でテレビを観るか玉を突いている。勝手の違うこの大晦日は、店に入るなり有線をFMに合わせはしてみても、あまりにカウントダウンを意識させる内容に、やはりCDを掛けることにした。

どうせこうやって書いている内に、平成15年に変わってしまう。僕にとって、それは単純に年齢をまた一つ重ねるくらいのことしか思い付かず、何も変わらない店と、何も変わらないスタンスと、そして何も変わらない僕自身をまた確認する瞬間にしか過ぎないでいる。変わろうとすることや、変わりたい願望を忘却の彼方へ放り去ったわけでもないが、常に「勇気」と「好奇心」と「自信」さえあれば、そこに持続力を加味するだけで、僕は年老いたりしないと思っている。

少々新年一回目から小難しくなった。
ではこの後は、2003年を迎えてから書くことにしよう……。

ここ数年の大晦日の内、最も暇だった一年の締めくくりであった。その少ないお客様と話していて、気が付くと日付は変わっていた。また今年もまともにカウントダウンが出来なくて、トランプやゲームをしたお客様の帰った朝、僕は年内に出来なかった大掃除を始めた。

店はそれほど老朽化も少なく、それは来客が少ないということのせいか汚れもひどくない。フローリングの床をモップがけし、そこが乾くまでの間、ボーッと2002年を振り返りながらソファーに座る。いい年だったか、そうでないか、そんな単純なことではない。僕は根本を変えずして、でも成長していたか。確実に足跡を踏みしめていたのだろうか、なんて事を考えている。

いやいや、やはり難しくなった。正月を京都で過ごす為の、道中のJRの中でそれを考えるか。それとも、元日夜のTBS「 壮絶筋肉バトル!! スポーツマンNo.1決定戦」に於ける大畑大介の凄い内容に刺激を受けながら(オッとその先は僕の口からは言えないので、どうぞその目でお確かめ下さい)……ともかく僕はまだ完成品ではないので、振り返ってる場合ではない。(未完の大器晩成型の僕としては、一生そうなのかも知れないとも思っているが)

今年も「志賀」は偏り、いや拘りで行くのみですわ。

では、良いお正月を。そして今年も、よろしくお願いいたします。


※本日のカウントダウン・ダジャレー男爵志賀 〔今年もあと『365』日……〕
【カウントダウンまだすんのか! なんかこのコーナー考えよっと】

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