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毎年この時期になると、来年のカレンダーやシステム手帳のリフィルを買わなければと思い始める。それは一般に比べるとかなり遅いのだろう。
カレンダーに関しては戴くことも多いが、大抵それは使えない。何もないシンプルなものはほとんどない。先日もらった、Steelersのものはなかなかセンスがいいが、捲らないでそのまま家に張ることにしたので、今シンプルなものを探している。しかしリフィルとなると、日々のことでもう来年のスケジュールもチラホラ入りだしている。必要だ。
基本的に僕は、バイブルサイズのBindex・能率協会のリフィルが使いやすく好きである。週間の縦型で、書き込みも見易さもこれに慣れてしまってもう10年くらいになる。前年の12月から、翌年の1月中旬まであるので、慌ただしい年末に買わなくても年明けにゆっくり購入できるという気配りも気に入っている。
2002年に使っていたのは、実はそれではなく同じく縦書きの他のメーカーのものだった。たまたま昨年末に入った店で手に入れたのだが、それは今から思うとかなり変わっている。価格帯は同じだが、差別化のつもりで無意味なおまけが付いている。2001年10月から、2003年3月までのリフィルなのだ。
長きに渡って使えるのだからいいのでは、と思うなかれ。もしこのリフィルを使い続けるのならば『いつ買えばいいのだ?』と考えてしまう。年末に買ったら、10月からの分が無駄である。10月に買って、翌々年の3月まで使い切っても、結局また翌年の10月からのものを買ってしまい……あぁ、ややこしい。これは全くもって、意味がないのである。
そんなこんなで新しいリフィルを手に入れたわけだが、ふとずっと何年分も保管してある過去のそいつをパラパラと眺めてみる。基本的に他人には見せないスケジュールだが、過去の日記のように顧みることが簡単に出来る。これは結構、その辺の変な小説よりも奇なりで、おもしろい。
女の子とのデート、全部書いてあるわ。ぷぷぷ、几帳面だね、僕って。
※本日のカウントダウン・ダジャレー男爵志賀 〔今年もあと『3』日……〕
【「良いお年を!」ってのは、実は変な感じがしている 「良い年を迎えてください」なのか「良い年にしてください」なのか「良い年の取り方をしてください」なのか解りにくい 僕はその辺は、人を見て言うことにしている 今年あまり良くなかったと聞いている人には「来年は良い年にしましょう」と言う 「良いお年を!」と皆が言い合うのに対し、昨年は神戸製鋼・南條賢太と「海原よしおとしお!」という挨拶を編み出した(別に「海原おはまこはま」や「海原千里万里」や「海原はるかかなた」に敬意を表しているのではないです) もう少しオリジナリティある挨拶を心掛けたいものである】
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