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■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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世間で言う、仕事納めの27日金曜日。僕には仕事納めも、なべおさみも、八ツ橋修身もない。24時間仕事、24時間プライベートが信条だ、なんて言わなければよかったと少しばかりの後悔が……ないわけでもないわけでもないない。

昨日は、今月2回目の日記休刊日であった。特に何かあったわけではなく少し昼間の慌ただしさから、一瞬の解放が見られて安心したせいかもしれない。アクセス数は確認していないが、心配はご無用である。心配してないか。

旧居留地のルミナリエやクリスマスを楽しむ人の波を掻き分けながら、毎度利用した駐車場。それは以前にも書いたが、あまりに安い。一時間200円である。こんな街のど真ん中でその金額は、えらいことである。しかもチケット式のそこでは、左ハンドルの車が入るとおじさんが出てきてくれる。わざわざ降りて取りに行く必要がないわけだ。僕は打ち合わせや待ち合わせにおいて、そんな駐車場をいくつか知るようになった。パーキングメーターより安いのだ。

余談だが先日、三宮のポートライナー高架近くでお茶をする際に止めたそこは、50分200円でこれも安かった。少し、古くさい外観の無人コインパーキングだったが一台だけ空いていた番号に止めた。帰る際、番号を押すと反応しない。何度かやって、車を見ると最初からフラップが下がったままだった。つまりタダである。「タダほど高いものはない」と言ったりするが、無事僕の車はすり抜けて、見事何百円かの得をした。次の日そこに行くと既に車が入っていて、しかもフラップはしっかり上がっていた。素早い。(また行ってしまう僕も僕だ)

今から13、4年前の渋谷で止めた駐車場は、30分500円もした。今は安い。関東は分からないが、当時の5分の1の値段という時代の逆行、その流れの危険性をこんなところで僕は感じてしまっている。『安ければいいものと、安くなくてもいいもの』の境界線が非常に曖昧で危険だ。駐車場は一時間600円だとしても、今の交通反則罰金額はおかしいし、きな臭い。牛丼にしても、ハンバーガーにしても、ユニクロの拡がりも、確かにこの国はどこか変なのだ。

しかし営業時間を夜7時開店から6時にしたというのならまだしも、
なぜか8時からに変えた僕の店は、もっと変だ。


※本日のカウントダウン・ダジャレー男爵志賀 〔今年もあと『4』日……〕
【お客様O先生に「志賀さんは、これから羽ばたく人や」と言われ恐縮したが、僕はこう返した 「羽化しても、またその抜け殻は置いておきたい、いつでも入れるように」……成長したくないと言っているわけではない 原点を捨ててゆく人になりたくない、抜け殻を亡骸にしたくないということだ つまり僕がキャメロン・ディアスと写真週刊誌に載っても、何喰わぬ顔でまたこの店にいたい】

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