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■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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僕の中ではまだ興奮冷めやらん23日の神戸製鋼の試合を、火曜の朝方ビデオでじっくり観た。ベテランの動きが光る。久々の復帰、中道の突進から生まれたトライは涙が出そうになる。彼の思いが爆発した瞬間だ。いつか僕に話してくれたある選手の「燃え尽きたい」という言葉を思い出す。「尽きるフィールド」はもっと先にあると、僕にはそう思えた試合だった。

街はクリスマスの様相である。昼に行った旧居留地の駐車場は、ほぼ満車だ。知り合いを訪ねて行ったルイ・ヴィトンも人で溢れかえり「クリスマスが過ぎたらまた来るね」と挨拶をしながら、クリスマスを過ぎても上顧客にはなれないはずの僕が、「クリスマスはディスプレイも、カップル向け小物が前面に出されて、やだねったらやだね」と、いかにも「今度はゆっくり、スーツでも試着しようかなぁ」と思わせといて、キーホルダーすら買わない自分が見えている。買い物をしないで、色んなショップに知人が多いのは、僕の特技だろう。

しかし、開催からほとんど毎日のようにルミナリエを見ている僕には、初めて見たあの感動はどこかに行ってしまったようだ。しかも近頃はみんな携帯電話のカメラを持ってるものだから、まるで能の舞のように右手を付きだして撮影しながら歩いている妙な光景には閉口している。

だから今では伊東四郎と小松政夫の、電線マンの電飾とあまり変わらない印象を拭い去ろうと努力しているところだ。


※本日のカウントダウン・ダジャレー男爵志賀 〔今年もあと『7』日……〕
【さて、皆様のイブはいかがでしたかね?僕の店でのクリスマスは、あられとバブルジェルと手袋とSteelersカレンダーと、カツオのたたきやチキンなイブでございました あと、メロディ付きメールもいただきました ワールドラグビー達川が一人で来ていたのですが、何通かそんなメールが来る度に「うわっ、また来た!」と口ずさむこともなく途中で消して、「男同士もええやんね」と言い聞かせながら、二人でワインを傾けたそんな夜でございました……】

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