www.bar-shiga.com
■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
ホーム >>>
12/10「特等席で観た」 バックナンバー >>>
神戸でも寒くなったという会話が茶飯事になったが、関東の90年ぶりの積雪に比べるとまだマシのようである。

夕方旧居留地で打ち合わせ後、車を停めた駐車場のあるルイ・ヴィトンのビルの前に人集りが出来ている。まだ、ヴィトン人気が続いているのかと思えば、それだけでもなさそうである。皆、東の方向を向いている。テレビカメラまでもいる。有名人でもいるのか?と、僕は南に向いてその群衆を横切った。当然、誰も僕を見ない。当たり前である。

偶然入れた、そのビルの駐車場は異様に安い。今はどこでも価格競争で、値崩れも多い。消費者にとってはいいことのように思われがちだが、貨幣流通の滞りは否めないでいる。安けりゃいいってもんじゃない。さて、5Fにエレベーターで上がる。この表現は可笑しいな。5Fに下がるヤツはいないか。まぁ、それはよいとして、このビルの外観のデザインが、実は立体駐車場の防壁になっていたとは、なかなかおもしろい。そこから北側の銀行が見える。近づいてみると、東西の通りに人、その上にアーチが等間隔にいくつも並んでいる。

夕方5時15分、車に戻りエンジンを掛けると、ほぼ同時に辺りが明るくなった。人集りの訳が解る。今日はルミナリエの試験点灯だったのだ。テレビ局のクルー、カメラのフラッシュ、携帯カメラを手にする人々……みんなアーチを見上げている。僕は運がいい。こうやって、初めて上からルミナリエを眺めてる。

おそらく今年も、僕は見に来ない。店のオープン時間の問題と、人混みが苦手なせいだ。偶然にも独り占めに近い気分で、見下ろせたので満足である。あとは、またいつものあの物凄い群衆におまかせするとしよう。

ルミナリエは12日から、ここ神戸で開催される。


※本日のカウントダウン・ダジャレー男爵志賀 〔今年もあと『21』日……〕
【ルミナリエと聞くと、安室奈美恵を思い出すのは僕だけか そやろな】

Copyright@Toshiya Shiga. All Rights Reserved.
Send Mail to Shiga