www.bar-shiga.com
■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
ホーム >>>
11/25「妄想と大いなる勘違いの休日」 バックナンバー >>>
深夜には雨の降り出した塩屋・ジェームス山である。割に寒さは感じない。

携帯に電話の掛からない日は、いつ以来だろう。土曜に滅多にしない団体行動をして、その反動からか家にいる日曜はかなりゆったりしている。深夜2時過ぎ、自宅の電話が鳴ったが2コールで切れた。間違い電話なのか、しかしこんな深夜である。もしかすると、あの日別れたあの子なのだろうか?時差の関係で言うと丁度フィレンツェは、ディナーの前のはずだ……。そんなことを考える、こんな時間もゆったり流れている。今日は気持ちが優しい。

そう言えば土曜の会にいた主賓の彼女(こう言うと怒るかな?)は、10数名いるみんなに気を使いながら(お母さんの言う通りだ!)話す人の目をしっかり見て、実はあまり自分から多くを話さない。もちろんリラックスしているからのことなのだろうが、自分の仕事、業界の同業者の話に事が及べばそこはサラッとしている。スポーツ選手がいるからってその話題ばかりする人がいるが、僕だって店の話や僕の仕事の話を延々したくないし、聞かされたくもない。しかしそこはやはり彼女はプロだった。が、時折遠くを見る目を僕は見逃さなかった。

後半は気を遣ってか隣に来て座り、久しぶりに色々プライベートな話が出来た。靴を脱いで膝を抱え込んで、イスに足を上げ話すその姿は微笑ましく、店を出た帰りの車の前で抱きついてきた彼女に、より近くなった「素の彼女」が見えて安心した。僕と同様、世間が言うほど強くない一人の女の子なんだと思う。
「近くの人間が解ってくれればいい」その言葉が彼女にも届いたのかも知れない。

ちょうど今、アイラ・ブルイックラディのボトルが空いた。
ゆっくり休んだ日曜のお陰で、今年のラストスパートに挑めそうである。


※本日のダジャレー男爵・志賀
【今日の日記は半分フィクション、妄想日記です……アンタ、大丈夫?と思った方は、また顔を見に来てください 多分変わりないと思いますけどね(^O^)】

Copyright@Toshiya Shiga. All Rights Reserved.
Send Mail to Shiga