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■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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多分どこかの本や、社説、天声人語なんかに既に載っているだろうし、今更ナンだなんて言われそうな話だが、ちょっと気になったことがある。
それは、「お」についてだ。

主に丁寧語の冠として使われるが、勝手に大別してみる。「御」という「お」は『お前さん』『お妃さん』『お冨さん?』などと、尊敬・親しみの気持ちを添える語である。ならば、『お相撲さん』だけに使われるそれは、なんだか不公平だが国技なのだから仕方がないのか(正確には「お相撲取りさん」だな)。『お得意さん』なんかもその類だ。『お食べ』『お帰り』(口語の動詞連用形に付けて、柔らかな命令)、形容詞・形容動詞を柔らかく尊敬・丁寧に言うときにも、『お寒い』『お綺麗』『お出かけ』と使う。

ただ『お花』『お山』とは言うけれども、お海やお川とは言わない(女形は歌舞伎だ)。『お月さん』と言っても「お太陽さん」とは……あぁ、太陽は燦々だからいいのか!?……『お星様』とは言っても「お土星さん」……オットセイさんとは言うな……ともかく矛盾はいっぱいあるものだ。

言葉として可笑しく思うのは、女将やママさんがよく使う『おビール』や『おトイレ』(お手洗いは風情があるが)であり、『お車』でもどうかと思う。挙げ句に『おリンゴ』や、実は『お尻』も尻orケツでよいではないか。考えればキリがないが「お」という冠詞?はチョイト複雑な、とは言え「お」にとってはさぞかし、多くの人に使われてお満足?であろう。

なぜこんなことを書き出したかというと、また例の11/13日記の「ハーフの女の子」が、素っ頓狂(死語)なネタを提供してくれたのだ。日本に来て10年とは言え、やはりこの辺の言葉使いは難しいようである。

日本人は何でも丁寧すぎるほどに、丁寧語や謙譲語、尊敬語を多用する。そのほとんどに、僕を含めて間違いが多い。彼女は友達同士なら気軽に言えると思って、おはぎのことを「はぎ食べたい、はぎ食べたいヨ」と話したそうだ。アレが元々「はぎ」というものなのか?までは知らないが、一般にはおはぎだろう。「お」を取ってもなんとなく意味が解る、『お使い』『おしぼり』『お巡りさん』は、知らぬ間に普通にそう言うようになったのだろうか?
(ちなみに映画評論家の「おすぎ」さんは、名字が杉浦だ)

そしてまた彼女が、とんでもないことを口にした。

「うんこ、うんこ、あれどうやって使うノ?」ウンコォ〜!?使うぅ〜!!

「あの火を着けるやつヨ」ひっ、火を着けるぅ〜!?

「アロマテラピーのもらったのヨ、『こう』ヨ、『こう』のことヨ」





御香、お香のことだった。確かに匂い繋がりではある。


※本日のダジャレー男爵・志賀
【おおおつるぎたん(大鶴義丹の丁寧な呼び方、おオオワダバク、おオオキボント、おオースティンパワーズも可)……無視してください】

※「志賀」に来た、ちょっとEE(ええ)メール
【『送信できませんでした 何かあったのですか?アドレス変えられたんですか?大丈夫ですか?』(九州のサイトウォッチャー女性より)……僕のサイト(submaster@bar-shiga.com)にメールすると、当然僕のプロバイダーを介してやってくる その返事はずっと「bar-shiga@mac.com」というのを使っていたが、この度継続手続きを止めた これはmacユーザーの無料アドレスだったのだが、なんか色々サービスが付いて(サーバーの容量も凄い!)有料になったのだ このサイトは違うサーバーだし、今のところ必要性ない(使わない携帯電話機能のような)ので、継続しなかった 要は「セコい」ということである】

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