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■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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水は、出し始めはナマ温かい。水道管が室内にあるからだ。店で最初に出す水が少しして極端に冷たくなった。その温度差で解る、こりゃ神戸も本冷えだ。

それはそうと、しつこいくらいに言うが店は暇である。先週の平日に異様に忙しい日があったが、全体にはこうやって日記が書けるくらいに、文庫本が読めるくらいに、考える時間が有り余るほどに静かである。

そもそも僕のイケナイところは、忙しくなると機嫌が悪くなるところだ。しかしそれは11/2の日記にあるように、ある程度お客様には飲み込んでもらっている。しかし「今、機嫌が悪いからちょっと待って」と、入ってくるなり言われてしまうお客様には同情する。それが僕の、子供なところでもあるし、人間なところでもあるのだろう。商売人ではないのは明らかだ。

僕の場合少しオカシナ感覚がある。店に来るなり無口で強面で、無表情なお客様だったりすると「この人は……」と興味が湧いてしまうのだ。逆に、初めて行った店でそんな店員に出くわしたなら、僕はその人のことをもっと知りたくなる。解りやすく言うと、僕から口をついて話をさせてしまう相手が、僕にとって近い存在になり得る人なのだろうと思う。

しかしあれこれ書いたところで、そんな店は『よくない』と思う。そこは間違いなく流行らない要素を備えている。月曜、お客様から借りた開高健の本によると『よくない』とは、中国語で「プーハオ」と言うらしい。「志賀」はプーハオだ。

「プーたろう」という言葉は、いつ頃から使われるようになったのだろう。プーたろうの「プー」は、プラプラしていて、何も定職を持たないところから来ている言葉なのか?もし中国語のソレに語源があるとすれば、僕は「プーハオ志賀太郎(志垣太郎ではない)」ということになる。略して、プー志賀だ。

確かに僕は、「プーハオ」な店をやっている。それが「プーハオ」か「プーハオ」でないかは、時に「プンプン」怒って「ププッ」と笑い、「プ〜ン」と臭いをキャッチする嗅覚があるのならば、ニーハオだ……なんか意味が解らんが、心から『ニーハオ=こんにちわ』と言い合える関係を創りたいものである。


※本日のダジャレー男爵・志賀
【ところで『ハオ』って何や?インディアンの挨拶か?】

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