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■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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今、何時だ?10時、月曜の朝である。一般に振替休日の今日、僕にも休日となる。しかし寒い。太陽は出ていたが、バルコニーで寝るのはかなりヤバイので、風呂入ってひとまず寝ようと思う。そんなこと、皆さんにはどうでもいいことか。おそらく、昨日の店の状況を知りたい人が多いのだろう。

11月3日「志賀文化の日」と銘打って、日曜日いつものように店を開けた。基本的に僕の店は日曜・祝日は休みである。まして、一般に土曜から3連休の今回、日曜に街に出るのは観光客くらいのモノであろう。そこに、お客様を呼ぼうというのである。それには、相当の理念と魅力あるイベント性がなければならない。そういう意味で、今回の文化の日はその辺のコンセプトがしっかりと………
なかった、全くなかった。

その割には人が来てくれたと思う。遠くは岡山から、そして大阪から、後は地元神戸から……と色々集まってくれた。翌日の練習を控えた神戸製鋼の選手達はほとんど来なかったので何ともスマートな会となったが、女性の多いしかも同世代が偶然にも集まって(そこにブレーン卯目くんがいたりなんかする)妙に話が盛り上がっていたようだ。夫婦あり、友人同士あり、フォトグラファーあり、デザイナーあり、報道記者あり、駄菓子の持ち込みあり、店には入らずにドアノブに差し入れあり、ターバン巻いた流暢な関西弁を話すインド人あり、この日はうだつの上がってた代理店マンあり……なかなか楽しかった。

過日に書いたが、カウンターでドリンクを作るのは僕とは違うごついヤツに任せて、僕はソファに座って一緒に飲んだり酔い潰れて寝てしまったり、立って飲むヤツもいたり……なんてことを想像していたのだが、なんのことはない。それ程多くの人は来なかった。そして酒も飲んだが酔いが回らない、いつもと変わらず一杯ずつ作る僕がいた。一人、また一人と店を出るお客様を見送りながら僕は思う。「何が文化の日だったのだろう」と。

文化とは『人類の理想を実現して行く、精神の活動。技術を通して自然を人間の生活目的に役立てて行く過程で形作られた、生活様式およびそれに関する表現』だそうな。何やら非常に難しいが、僕に置き換えるとこうだ。

要するに、僕の思いで僕の足跡を残す、その繰り返しなんやと思う。
懲りずに、また続けるってことやね。


※「志賀」に来た、ちょっとEE(ええ)メール
【『都合で行けません 翌日の日記を楽しみにしております』……ってやたらこのようなメールが来た そうなんやなぁ、このサイトってそんなカタチで来られなかった人にも届くんや でも「あんな凄いこと」「とんでもなかったこと」は書けないなぁ、おほほ】

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