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■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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近頃なぜか改心しビリヤードもせず、7時からはしっかり店を開けて、PCいじったり本や夕刊を読んだりしながら店にいる。バーをやってるわけだから、至極当たり前のことなのだけれど、何かイイ空気が流れているような気がしている。生活のリズムを変えることは、意外と身近にあったりするものだ。

「暗黙の了解」という言葉は、微妙に社会に作用している。CDにもRW・所謂「焼く」ことでコピーができるが、売買しなければ問題はないとされている。バーやラウンジに於いて、他人の楽曲を演奏することで集客に繋がるのならJASRACに著作権料を支払う義務があるが、今のところ全ての店に請求するには至らないようだ。街頭でギターを持ってメジャーな曲をコピーして唄ってる若者自体には問題ないが、そこに投げ銭が入っていれば……ということと似ている。

サッカーワールドカップの時にも、版権の問題で公的に指定された大型スクリーンの特設会場のみ、入場料・グッズ販売などのイベントが行われたはずである。しかし、周知の通り「ワールドカップ放映中」と書いて集客した店も多かった。韓国では摘発の例もあったらしいが、日本ではその辺は曖昧だった。

例えば、このサイトで色んな人が登場した。会社に勤める人、有名・著名人、僕の知人……実名で書いた場合色んな詮索(それをウリにしている店、など)もあったり、その人のイメージを植え付けてしまう恐れもあり、ともすればその人の今後に関わることにもなりかねない。それ程の影響力はまだこのサイトにはないとしても、それでアクセス数がアップしたというのなら有り難いことではある。しかし情報料を取ってないので今のところまだ「自由」の範疇を出ていない。

そうこのサイトは「自由」なのだ。それゆえ、僕は決して苦ではなく毎日のように書いている。「売るためにものを作る」ことと、「創ったものがその結果認められて売れる」こととは異なる。このサイトに情報料徴収が生じたときに見せる文体とは違う、もっと純粋な僕の「自由」に共鳴してくれる方だけ見てくれればいいモノなのだ。それは今「書きたい」思いで書けている。

店を宣伝しない、お客様を選ぶ、それをしなくなったときに僕の時間が少なくなってゆくのだろう。居場所までもなくなるのかも知れない。今はまだ「自分が好きなだけだ」と心に思い続ける僕の、違った意味での「暗黙の了解」がある。

ずっと覗いてる皆さんなら、言わなくても僕の「自由」を解ってくれるはずだ。


※本日のダジャレー男爵・志賀
【僕の店は色んなカップルが来るが「いい感じやなぁ、羨ましいなぁ」と思うこともたまにはある 土曜来た岩崎くんは、いい雰囲気だった そう思ったなぁ…】


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