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■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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女性が歳のことを「サバを読む」という微妙な心理に作用する言葉があるが、僕で言えばそれは身長に当たるのかも知れない。

僕は大学生当時から聞かれる度に「181cmです」と答えてきた。確かに昔は記録によるとそうだったはずである。今でも同じ身長である、大先輩平尾誠二氏やサッカー馬鹿・同期永島昭浩と並んでも変わりない。ただ4年ほど前から、大阪の広告デザイン事務所を独立して(店のオープンは平成7年だったから、3年は大阪との行き来もあり今から思えばハードな日々だったな)、よく考えれば健康診断などまともに行ってない。以前、会社勤めのお客様が「身長が縮んだんですよぉ〜」と言っていたのを思い出す。そんな馬鹿なことが……と思ってた。

水曜、お客様に「痩せたんじゃない?」と言われ、最近調子がよくないことを告げると「私は霊感が利くのよ、アナタ検診に行っとくべきだわ!」と諭される。「霊感」というものにはトンと縁が無く、今から思えば『霊感・ヤマ感・第六感』なんていうタイトルのクイズ番組は、とんでもないネーミングだったなと思うくらいのものだ。しかし僕は小心者である。

そして木曜、早速僕は病院にいた。身長、体重、血圧、視力、色覚、聴力、心電図、胸部レントゲン……肝心の血液検査は翌日の結果のため少しドキドキするが、それぞれ問題はなかった。ここがスポーツ選手の整形外科として有名なところで(1/29「だから僕は、今は泣けない」の病院)、店のお客様であるお医者さんのご紹介もあったせいか「スポーツ選手ですか?」と数値を見ながら聞いてくるお医者さんに「いや、スポーツ関係です」と嘘とも冗談とも取れる答え方をする僕もいかがなモノかと思うが、38歳にしては若いと評価されることは嬉しい限りである。おほほ。

ただ、身長が180cmだったのが、どうも引っ掛かる。いつかのお客様の「縮んだ」という言葉が思い出される。自己弁護すると、縮んだのではないと考える。これは「筋肉が落ちた」のだ。

僕は、小学校からラグビーを始め、大学までそれなりに走ってきた(ラグビーという競技にという意味と、青春を…〔くさっ!〕)わけだが、今では足のサイズが27.5から、26.5cmまで小さくなった。つまりは足の裏にも筋肉は存在するわけで、走らなくなった昨今、当然身長にも影響する。(サイズが1cm小さくなったからって、身長が1cm縮むのはおかしいやろ、と突っ込むのは早計である)

更に言えば、僕はずっとFWだった。所謂スクラムを組む側である。練習でも頭が「ゴッツンコ(死語)」することは日常的である。実はFWの選手は皆、頭頂が長年のゴッツンコで大きくなっているのを皆さんはご存じないだろう。髪があるから解らないけれど、何ならその証拠に神戸製鋼の伊藤剛臣を見ればいい。彼は丸坊主であるが、そのとんがった頭はそういう理由からである………か?

まぁ、身長の件はそういう訳であるから仕方ないとして『霊』の話が気に掛かる。でも思う、もし僕に霊が憑いているのなら、それは昨年亡くなった爺ちゃんの霊か、僕の好きなコムデ・ギャルソンのデザイナー、川久保怜くらいのものであろうと。菊川怜なら歓迎する。レイパーカーJr.は……どうでもいい。


※本日のダジャレー男爵・志賀
【「主導権をこちらが握る恋愛は、恋じゃない」(2002年10月 志賀談)→「主導権という名の釣り竿を握る先の獲物は、鯉じゃない」(意味不明)※参考文献『イニシアチブは、いにしえの恥部』(志賀敏哉著、ウソだちょ)】

※「志賀」に来た、ちょっとEE(ええ)メール
【『早速病院に行って来ましたか 感心、感心! 言い出しっぺの私もホッとしています 大丈夫だと思います、きっと 自信満々で、仕事、遊び、イケますよ!!』(4?歳 会社経営の素敵なオバサマ)……いや、有り難いことです イイ切っ掛けになりました しかし「霊」は、どないなったんやろか?】


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