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■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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今日もまた街で「志賀さん、テレビ観ましたよ!」と声を掛けられる。何度も書いて梨本ばりに恐縮だが、それで一時の混雑も全く無く、相も変わらず流行らない僕の店はほんまに凄いと思う。

さて僕は無類のと言うほどでないにしろ、コーヒー好きである。一日4杯は必ず飲む。この日もまた、そこで唯一認めている(偉そうやな しかし5/6日記参照だ)グァテマラ・アンティグアを買いに、東急ハンズの辺りのスター・バックスに向かう。神戸にもスタバ(スタンド・バイミーではない)は多くなった。

西から三宮に向かう鯉川筋との交差点信号で停まる。ふと横を見ると、今風のカフェがいくつか新しくできているこの辺に、ポツンと喫茶店を見つける。コーヒーではない。珈琲とある。まず看板に惹かれた。この書体の看板は、神戸の喫茶店ではよく見かけるものである。以前にもそんな「きっちゃてん」を見つけて感動したことがある(「志賀の穴」コーナー写真参照)が、ここはまたそんな気持ちを思い出させてくれるのだろうか?

少ないメニューの一番右端にある、ブレンドを注文する。手際のイイおじさんの、一杯ずつ入れられる珈琲。マイセンのロゴの歴史を書き込んだボーンチャイナ・陶器に注がれたそれは、芳醇で旨かった。携帯でしゃべりながら座ってる、若くて綺麗なお姉ちゃんが集まるカフェも捨てがたいが、何よりも「それ一本」で勝負する人の魅力には魅せられ、惹かれてしまう。

聞けば18年の歴史があるという。あの看板の書体は、最初に神戸で「その珈琲豆」で始めた人が使ったモノで、今は外見だけそのスタイルを使い実際は違う豆だったりする店が増えたという。所謂ほとんどが二番煎じなのだが、この店は頑なにそれを守っている(ちなみに、その字を初めに書いた人はもう亡くなったそうだ 惜しい)。むやみやたらに雑誌には載せない姿勢も好きである。駅前では成し得ない、金額設定もいい。おかわりは、サントス(三都主アレサンドロではない)にした。苦みばしった、僕にはよく似合う味だ。おほほ。

ボーッとするもよし、奥のソファでPCを広げるもよし。もちろん、珈琲を存分に楽しみながら。夕方はそこに出没する回数が増えそうだ。

とにかく僕は、もうスタバに行く必要が無くなった。


※本日のダジャレー男爵・志賀
【旧友?山田KEIKOちゃんが、小室哲哉と結婚することになったらしい ちょっとビックリしたわ お幸せにな】

※「志賀」に来た、ちょっとEE(ええ)メール
【『昨日はおてっぴんアワー500回でした 糸井さんから返事いただきました 今週、糸井事務所へ行って来ます 会っていただけるかどうかわかんないけど…』(3?歳 「ほぼ日刊イトイ新聞」サイトへ毎日メール・コラムを送り続けてきた女性)……尊敬します、会えるとイイですね 中学生の頃、当時好きだった松田聖子所属の渋谷の事務所に行き、「聖子ちゃんはここにはいないのよぉ〜」とおばちゃんに追い出された経験が、僕にはある】

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