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■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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玉突きの上手い人が、久しぶりに向かいにやって来ていたので暫しビリヤードに興じた。こういう緊張感は堪らなく心地いい。しかし玉が入らない。自然と顔も険しくなる。そんな時に来たお客様は自分で言うのも何だが、気の毒である。

何組か電話のあったお客様に「今は、あかん!ええ酒作れへん」なんて言って続けていたが、玉突き屋の外から僕をジッと見ているお客様にはさすがに帰ってもらうわけにも行かず、店に戻る。しかし、このお客様(小石くんと言う)は「ドリンク作って、ほったらかしでいいですよ」と言ってくれる。おぉ、なんて心の広い彼なんだろうと思いながらも、おそらく僕の顔が異様に険しく悔しさに満ちていたことを察していたのかも知れない。甘えることにした。結果は期待?に答えられず惨敗に終わる……。

彼には悪いが名前について書く。「小石」、なんて可愛い名前なんだろう。大石なら、たまに出くわすが「小石」はこの店で初めて出会った。いいなぁ「小石」…彼の物腰の柔らかい話し方・表情はまさに「名は体を表す」だな。(しかしヒーローにはなれないな。ライダーキックならまだしも、「小石キック」は何だかパワーに欠ける それは志賀キックでも一緒か…馬場チョップはアリやな)

姓名判断占いがあるように、やはり生まれ持った名前にはその職業までをも左右してしまう傾向があるものなのか。そう言えば、以前に書いた須磨のガラス屋さん「ガラスのうすい」が看板を新しくして「うすい」の字を小さくしていたな。「あつい」さんやったらよかったのにねぇ。とりいさんだから「SUNTORY」になったが、次元さんて名前やったら「SUNJIGEN」ってロゴはやっぱり立体になるんやろな。後生さんやったら「SUNGOSYO」で珊瑚礁マークが目印。志賀やったら「SUNSHIGA」で三宮の地下(サンチカ)でやったらウケルかも……う〜ん定義が変わってるがな、あほらしっ。

名前で遊ばれるのも厄介だ。中学校の同級で「加門」という名の奴がいて、いつも「カモ〜ン」と呼ばれていた。新沼謙治の読み方を途中で切って「ニーヌ・マッケンジー」という、演歌歌手らしからぬ呼び方も流行った。これも以前に書いたが、僕はもし男の子が産まれたら「高原(こうげん)」と名付けたい。「志賀高原」は幼少期にいじめられるのは必至、しかし彼は反骨精神で大きくなり有名・著名人となり、後に志賀高原から別荘の一つでももらう。僕はそこで悠々素敵に自適生活を送る……非現実的な話は止めだ。

僕はたまたま「志賀」だけれど、店の名前にも家の表札とも取れる名前で良かったと思う。これがもし「上田」という名前だったら「BAR上田」はチョットねぇ(と、この日もE・H・BANKの上田くんと話していた)。まぁ、歴史上に足跡を残すくらいになったら何でもアリなんやけどね。

しかし「ジャイアント馬場」なんて、デビュー戦は厭やったと思うで、多分。


※加納町志賀の『たまに吐くならこんな店!』
【それで言うと「ジャンボ尾崎」なんて、よう付けたなぁ 小石くん、もっと太ったら「ジャンボ小石」ってどう?失敬、失敬(死語)】


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