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■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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月曜から、神戸製鋼ラグビー部は一次合宿のため、愛媛・伊予三島に向かった。昨年は北海道・網走だったように思うが、そのときの平尾剛史のおみやげは「白い恋人」だった。では、今年は伊予柑で頼むぞ、苑田右二。

火曜日、なぜか向かいのビリヤード屋さんが休暇を取っている。すぐ近くの焼鳥屋も「社員研修のため」休みだ。研修ねぇ、俺も研修しにどっか行こうかなぁ(なにしに、どこ行くねん!)。ともかく、三宮、少なくともここ加納町は、いつもに増して静かである。急に外は過ごしやすい気候になった。

僕の店をご存知の方には解ってもらえるだろうが、繁華街ではないここは、かなり「いかがわしい」場所なのである。安くていつも一杯の焼鳥屋、その横にはもうかれこれ5回は改装を続けるカフェ(ちなみにこのカフェの2階部分は市会議員の事務所らしく「決断と実行」のスローガンの看板が高々と掲げられていて、気合いの入ったカフェだと勘違いされている)、角にはブラックジャック似の院長がいるちょっと暗〜い産婦人科がある。その向かいにはダイヤモンドを売る商社らしい、いつも眼光鋭いインド人がいる。

そして向かいに玉撞き屋、一般には子供には少し近寄りがたい、危険な香りがする場所だと思われている。確かに危険なこともある…。その隣にはH系ホテル、オーナーが大阪のホテルチェーンに変わったせいでメルヘンチック(死語)になり、僕の望むところではなくなったのは寂しい。その昔は、男性同士(同志の方がしっくりくるか)、オヤジと女子○○…などなんとも不思議な光景が見られたものである。今は明るくいかがわしい。前にも書いたが、その北側には毎年子供、しかも男の子が増えていくクリーニング屋がある。この時代に頼もしい限りであるが、多すぎる。しかしこの街は、いかがわしくも好ましい。

僕がここにやってきた1995年8月、繁華街である必要もなく、看板もなく、宣伝もしない。行列が出来たこともなければ、メディアに操作されたこともない、なのに何となく続いている、こんな店の出現を周りの住人はどう思っているのだろう。インド人の眼光、院長の目つき……。

そうか、最もいかがわしいのは「志賀」なんや。まいった、まいった。


※志賀私的伝言板
【『告!加納町 志賀を探せ!!』関西(2府4県と四国の一部)ローカルな話だが、今週の土曜日24日17:00〜17:30に、MBSにての番組をもし観ることが出来るのなら、目を凝らして見て欲しい そのどこかに僕が映ってる 予告編で確認したから間違いない 但しこれは、ウォーリーを探せどころではない 「甲子園のバックネット裏に○○を見つけた」なんて簡単なものではないのだ 見つけた人には何もあげないが、笑って欲しい 少なくとも「いいとも」の観覧席で見つかる奴よりはましだ ヒントは「お母さん」 いざ出演の件は、近日続報!】


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