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■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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僕は昔から、お祝い事が苦手である。理由は色々あるが、端的に言えば「不自然」だからである。もちろん、過去の日記にもあるように近しい人の婚礼やパーティーは感慨深いものがある。しかし、やはりそこには「格式」「形式」を重んじるばかりの、不自然な空気が流れていることは否めない。

『イベント好きは、無個性である』(1999年 志賀敏哉著「イイ弁当とイベントの相関」より)、この言葉は意味深い。もちろん前述の個人的な感情と「粋」に動く場合もある。例えば9月1日に控えている『Kobe Shakin' Fes 2002』(ポートターミナルホールにて行われる3000人ワンナイトイベント)などは、神戸の飲食店・ファッション協会・エフエム局・マスコミなどの後援や協賛があって成り立つものであり、お手伝いできればと初めてこの手のイベントに協賛した。(チケットが欲しい方は言ってください、多分僕も行きます)

しかし、バレンタイン、クリスマス、ねるとん(死語)に見られる出会い系パーティーなど、これらに共通する『大多数の内の一人として、それを体感している(寂しさを紛らす)安心感』『空間を共有しているという、意味をはき違えた仲間意識』はかなりヤバイ。社長就任披露や、周年パーティーなどにも、本当にうさんくさい人がウヨウヨいる。実際、主賓と仲がいいのなら、そんな時でなくてもまた後日、個人的に会う方がいい。

『サイン・写真が飾ってある店に、その有名人は2度と来ない』(2001年 志賀敏哉著「なぜ今時Vサイン?○○さん江?」より)という言葉によれば、それは明確である。有名人を売りにすれば、その店に立つ者や、店の雰囲気など二の次であるからだ。そういうものは、ヅカファンが集まる喫茶店や、場末のそば屋におまかせしよう。だから僕は、周年に有名人を呼んだりしない。それをネタにお客様を集めたりしない。毎日が特別と思いたいものだ。

多分そういう店は、店がブランド化している、もしくはブランド化したいんだと思う。そんな店は後を絶たないが、では「加納町 BAR志賀」はブランドにしたくないのか?という疑問が残る。答えはイーズィーである。

僕がブランドだ……。(突っ込み可)

てなわけで、7周年。まだ「志賀」というブランドは羽化したばかりであるが、今日のことを知って祝いに来てくれた人が、たった2人とは皮肉なものだ。周年に人が少ない店は、どこを探しても「志賀」意外に見つからないよ (T_T)/~


※志賀私的伝言板
【ホント、7周年のお祝いメールを下さった方々、この場で失礼ながらありがとうございました またいつか、気が向いたときにお越し下さい】


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