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■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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今まさに大阪から帰ってきた。店が終わってから、午前3時半の映画を天六ホクテンザで観てきたとこだ。あそこの存在は、大阪西中島に住んでいた頃から知っていたが、まさかあんなレトロな映画館が残っていたなんて、これはハマりそうである。しかし女性だけで行くのはお勧めできない。連日オールナイトゆえか、同じビルに成人映画も併映、上映途中でクーラーのスイッチを消す映画館のオヤジ(じじシャツに、サスペンダールック)や、着替えや荷物を持って寝ているオッサンがあっちこっちにいたりして、ちょっと危険だからだ。


さて、何度か店や会社のネーミングについては慎重につけなければならないと、去年の8/29や今年3/29などの日記で書いた。僕も店をオープンさせるにあたり色々考えたりしたが、一人でやっている店なので自分の名前にした。その方がプレッシャーも感じるし、愛着もある。自分の家に招き入れる、そのコンセプトならば今風のカッコイイ名前なんて要らない。

地元の人にしか解らないだろうが、僕の店から新神戸に向かう途中に「国体道路」という道がある。そもそもなぜそう言う名前なのか定かではない。ここで問題にするのは、その道のことではない。その途中にある、病院について興味があった。車で西から東へ向かうと、それは海側(神戸特有の言い回し 南が海、北が山側と言う)にある。

「むり整骨院」

これは、前述8/29の日記に書いた「ガラスのうすい」さんくらい、心細い。なんと後ろ向きな名前なのだろう。この看板を見て、はたして患者さんはやって来るのだろうか。Never、ネバー、ほとんどない(はずである)。どういう意図でこんな看板にしたのか?ずっと疑問だった。

理由として考えられるのはただ一つ。院長が「ムリ」さんなのだろう。この珍しい名を持つ、この人には不向きな仕事だったのではないか、と推測される。例えばその人の姓が「欲」さんで名が「直」さんなら「ヨクナオール整骨院(他の医院・薬局でも可)」と、最高のネーミングとなる。姓が「絶対」でもいい。そんな名前は聞いたことがないが。

で、昨日は東から西へ店に向かって走っていたら、謎が解けた。その看板はなぜか「むり整骨院」の名前の前で曲がっている。どうりで、西からは見えないはずである。その前には「かたつ」とあり、でんでん虫がキャラであった。「かたつむり整骨院」だったのだ。

治療が遅そうで、それもどうかなぁと思うが。もしかして院長が、かたつむりさんなのか!……なんにせよ、僕は通わないな。


※志賀私的伝言板
【その映画を観るまで少し時間があったから、隣の少し遅れて上映の「オーシャンズ11」を観ていた 夜中は双方、入り放題である!】


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