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■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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また中途半端に雨が降った。掟破りにも、お客様がソファに座っているのでこの日記を書いている。キーボードを叩く音がかすかに聞こえる、木曜日である。

昨日は歯医者に行った。神経を生かしたまま、深いムシ歯の治療をしているのでこの一週間は少し痛かった。4つある治療台の奥から2番目に座り、順番を待つ。窓からは、ちょうどアスファルトでサッカーをする少年が見えた。意外と上手にドリブルをする。確かにラグビーはこうして簡単には目にする光景ではないな。少し寂しいが、サッカーはやはり民衆のスポーツとして認知されている。

よく美容室などで頭を洗ってもらうときに、途中「おかゆいところはないですかぁ〜」と聞かれることはご存知だろう。その度に「背中…」と言うことや「そうですねぇ、前頭葉より頭頂から後頭葉にかけてを重点的に……」などと言う勇気は、思っていても言わないでいた。聞いた話だが、映画館のチケット売り場で「一般でよろしいでしょうかぁ〜」と聞かれて「農民一枚」と言った人も、違う意味で勇気の要ったことであろう。とにかく、ボケるというのは難しいものである。(農家の方は、ボケではなかったらしいが)

この歯医者に行くと、いつも歯科技工士・衛生士の女性が聞いてくる言葉がある。僕はこの日、かなりの覚悟で治療日を迎えていた。いつものセリフとは

「お変わりないですか?」である。

僕は「いやぁ〜、家のマンションの裏にでっかい建物が出来ましてねぇ〜」と言おうかと思っていたのに、今日に限って女性に「シミませんでしたかぁ〜」と聞かれてしまう。一瞬言葉に詰まりながら、それ以上のボケを用意していなかった僕は「はい、ほとんどシミませんでした」と嘘を言ってしまった。小心者である。

挙げ句に、治療にやってきた先生に「お変わりないですか?」と聞かれることを期待したが「いつもシミる歯ばっかり治療してますが、心に染みいる治療をしたいものですな、うぉっ、ほっ、ほっ」とやられたものだから、すっかりボケ潰しをされてしまった。

今度同じ質問をされたら、僕は絶対

「はい、では大盛りで」と答えることにした。

それは、お代わりである。


※志賀私的伝言板
【昨日の日記より「『スコール』はちゃんとありまっせ!」とクレームを戴いた 知っている 僕の言うスコールは、ビンなんだな それはあんまり見ないでしょ 米屋さんによく置いてあった「プラッシー」とか、チェリオに並んで人気のあった「ミリンダ」は蓋の裏をめくると、なんと現金が当たったものだ(100円くらいまでやったかな) 「ドリプシー」はマミーに似ていて、蓋の裏で当たりが出たらヒーローのブロマイドがもらえた 「ミカン水」は確か30円だった FANTAの企画ものの「ゴールデンアップル」はすぐになくなったな

瓶に入ったジュースが懐かしい ボーリング場によくあった瓶専用の自販機は、栓抜きがくっ付いていた お金を入れてボトルを取り出しそれで栓を抜く 中学生の僕等は栓抜きを持参し、キャップを手前に向けて並んでいるジュースの栓を開けて、紙コップに入れてタダで飲んでいた(但し平行に並んでいるため、半分しか飲めないのでストローも持参) 次に買いに来た人は気の毒である 余談だが、紙コップのコーヒー自販機で、なぜかコップが出てこなくて、慌てて手で受け大ヤケドをした人を僕は知っている】


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