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■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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台風はどうも関西を避けて通り、曇り空ではあるが店を休むほどには至らなかったようである。しかし客足は遠のくことであろう。

昨日は、ちょっとした事件があった。帰ってきた車が、ただでさえ熱い(パワーのある車で、日本の道路事情のスタートストップの繰り返しは室内に熱がこもる)のに、サーモは100度を上回りサウナ状態である。ちょうどバイザーが緩んでいたので、車屋さんに持っていく途中だったから事なきを得たが、プラグコードが一個溶けて落ちていた。つまり、V8がV7になって、負担が掛かったらしい。熱も出るわけである。かくして、彼女は1日で帰還となった。

去年の夏、このオープンカーで報道記者のO嬢とデートした。彼女は「うわぁ、オープンって、気持ちよさそう!」と喜んで乗り込んだ。確かにオープンエアは気持ちがいい。通り過ぎる、沿道を歩く人が見ているのが分かる。少し優越感を持ちながら、僕等は海へと車を走らせた。

信号待ちに、僕はよく空を見上げる。少々危険だが、発進時の一瞬は空を見上げたまま走り出してみることがある。続く青い空、大きな雲……普段味わえない開放感に包まれる。オープンとはそういうことだ。隣の彼女も同じ気持ちを共有してくれていることだろう。僕達はより近くなった気がしていた。そして僕は「いい気持ちだね!」と助手席に顔を向ける。

彼女は汗だくで、扇子をバタバタさせていた。


※志賀私的伝言板
【苑田、土曜OK!おほほ…】


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