www.bar-shiga.com
■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
ホーム >>>
7/02「携帯メールの互換性と教訓」 バックナンバー >>>
7月に入ると、とたんに「モワッと」暑い。梅雨というものは、どうして「ジメッと」とか「ムシムシする」なんて擬音が似合う季節なんだろう。

日曜夜に入っていたタイトル「BAR志賀体験記」という携帯メールは、こんな書き出しで始まっていた。「それは汚い店でもそういう匂いはあるので、決して見かけの問題ではない」……なんだ、こりゃ。

そのメールの主は、大学で国文学を専攻していた女の子で、色々語ってくれたようなのだが、どうも何編かの一つだけ送られてきたようである。彼女は土曜、たまたま大阪から初めて店に来た。29日といえば南條の結婚式の日、店はとんでもないことになっていて貸切としていたから、最初の来店がその状況だったのは少し気の毒である。確かにラグビー選手がたくさん集まると暑苦しい。

しかし、程なくそれは「BAR志賀体験記3」であり、前後が存在するゆえのことと理解できた。おそらく、僕のドコモに送った彼女のメールはezwebで、しかもドコモで見られる絵文字変換を使った関係での遅れだろう。更に説明すると、ドコモは250文字までしか表示できない。ezwebなら、1000文字だったと思う。それを考慮して数編に分けて送ってくれたのは有り難いが、なぜかそれだけが到着していたから、ビックリした。

前後を催促するメールを返信する。「ちゃんと、送ったのにぃ〜」と言いながらも、再送してくれた。しかし、まだ来ない。もう一度、催促。まだ、来ない。こんなやりとりが何回か続く。携帯メールは便利な物だが、時差なくレスポンスを期待するがあまりにトラブルも多い。携帯会社が違う場合はこんなこともあるのだろうと、僕は「待つことにする」メールを打って、数時間後床に就いた。

昼前に起きて、携帯を見るとメールが届いているアイコンが。クリックするとものの見事に、15件ほどのタイトル「BAR志賀体験記」が、懐かしの?出会い系・迷惑メールくらいに並んでいる。内容はと言えば、懸念した「そういう匂い」がラグビー選手の男の臭いではないことが解り、しかもいいことが書いてあったのでホッと胸をなで下ろした。(と、こう書いたがそんな仕草をする奴はおらんやろ、と常々思っている)

12時間の時差は、困ったもんである。今回のメールは「即レス」(いやな感じの短縮系)の必要がなく事なきを得たが、もしこれが「コクる」(告白の意 これもやな感じ、携帯文化が生んだ希薄な言語)メールだったのなら、その送信者は待つ間、気が気でない(これは死語っぽい)はずである。

意中の相手への告白は、できれば直接会って、やむなくは電話でするべきで、メールなんてものでそんなことしたら12時間の時差があった日にゃぁアナタ、相手の気持ちはおろか、自分の気持ちさえ変わってしまってるかもしれないよ。今時12時間もあれば、どこへ行ける?何人の人に会える?その間に恋に落ちることもあるかも知れない。そりゃ、俺だけか。

しかし、安心した。Steelers藤や南條の、僕の店での排泄欲・排便癖がもたらした「そういう匂い」でなくて。


※志賀私的伝言板
【月曜朝まで玉突き屋にいて、玉を突いた ハンデは振っていたものの、えらい負けを喫した ゆえに火曜の夜はリベンジに向かう 午前2時できっちり店を閉めるから4649哀愁! ♪もっと素直にぼ〜くの〜、愛を信じて欲〜しい〜】


Copyright@Toshiya Shiga. All Rights Reserved.
Send Mail to Shiga