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■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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6/16「本質を忘れた仲間意識は、危険な香り」 バックナンバー >>>
18日の火曜日に、金曜店に来た「気の置けない仲間達」と映画に行く約束をする。「アイ・アム・サム」涙腺の弱くなった僕を泣かせる作戦らしい。しかし、その日がサッカー・日本対トルコ戦だと分かると、すぐさまキャンセルが入る。今、世間はワールドカップを中心に動いている。

今月末で、その祭典は終了するが、昨日の日記の最後に書いた通り、その後の日本が心配である。若者は思いの丈を、今はニッポン代表に注いでいる。欧州などのサッカー先進国の記者がこんなことを書いていた。

「日本人は味方が攻めている時に、みんなで一緒に歌ったり踊ったりする。本当に夢中になれば、みんなで揃ってなんて出来ないと思うんだけどね」「試合中のウェーブは、選手の気が散るから試合中は避けるのが常識だよ」……。

日本人はまだサポーターであることを学んでいる途中である。これは仕方がない。しかしこの「俄」集団心理は少し怖い。大阪の通称「引っかけ橋」の戎橋、道頓堀川へ飛び込む若者も後を絶たない。カメラや野次馬による群衆がそれを煽り立てていることも原因ではあるが(カメラポジションを見ても一目瞭然である)、6月30日の決勝戦を最後に「プツンッ」と音を立てて、行き場のない鬱積されたその気持ちの矛先は、いったいどこに向くのだろうか。

昨日「自分を応援しよう」なんて書いた。でもその術を知らない若者も多い。若者だけではない、この時代に国民は何を頼りに、何を見据えて生きてゆけばいいのか、なんてもう何度も聞き古された言葉ではあるが、まさしく今の世相はまだそんな感じである。では、日本を救う策を講じたい。次回につづく……。


※志賀私的伝言板
【日曜13時半よりJスカイスポーツにて「ラグビーワールドカップ2003アジア予選・日本代表対韓国代表」の試合が東京国立競技場で行われる CSやケーブルテレビのある方はぜひ観てください!!】


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