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■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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日曜はほとんど寝ないで、神戸製鋼ラグビー・チャリティフェスタに行った。以前に日記に登場した子供達、みなみ&ももちゃんとお母さんと。違和感無く僕は彼女達と戯れた(「志賀さんがそう書くと、なんかいやらしいですねぇ」と南條賢太なら言うだろう)せいで、その日の夜には「実は結婚していたんですね」というメールを戴いたりした。選手はもちろん、お客様や色んな知人にも出会えた。都度「お子さんですか?」と言われ、まんざら悪い気はせず炎天下走ったお陰で、日焼けと眠気がケケケケと僕のカラダにのし掛かる。

全てが終わって、キャプテン苑田と仮眠をさせてもらうために寮に向かう。寮の応接室で、あれこれ色々と話す。ラグビーのこと、恋愛のこと、好きな有名人のこと…、このまま話し込んで日が変わると、そう僕の誕生日が訪れる。昭和39年6月3日生まれ、サンキュームーミンである。誕生日が、神戸製鋼独身寮の応接室なんて、これはいただけない。しかも目の前には、ムーミンならず「ショクパンマン」である。日が変わる前に僕は寮を出た。

3日の日記の更新は出来たはずだが、そこで「誕生日メールありがとう」なんて書こうものなら、どこかおめでとうの催促のようで、「あたしもうすぐ誕生日なの〜。プレゼント受付中で〜す」と冗談ではなく実はマジで言う寂しい人みたいなので、それは止めた。しかしサイトのお陰だろう。会ったこともない人も含めて、色々なメールを戴いた。

日記は更新しなかったが、3日の月曜は免許の更新には行く。3年ぶりなのだが、いつも間近になってからしか更新センターに行かない。青い背景の、免許証用写真の顔の骨格が「老けた」38歳を演出している。この日が来る度に、誕生日をやっと意識するのは確かに寂しい。

夜になると、事態は深刻?なくらいに、携帯のメールやPCからの転送メールが多く届く。店のカウンターを埋めた(と言っても、ほとんど身内ばかり)お客様には「女っ気のない店やなぁ〜」と言われ続けた。確かに女性の来店は極端に少ない。電報には「39歳おめでとう!」と書いてあった。「昭和39年」の間違いである。電話で子供達が「ハッピーバースデー」を唄ってくれた。「あっ、みなみちゃんとももちゃんやね」と言うと、唄い終ってすぐに「バイバイ」と言って電話を切られてしまった。5歳のみなみちゃんに電話を掛け直し「卯目くんとそんちゃん(苑田)来てるよ」と言うと「お誕生日に男同士デートだね」とマセた返しが、寂しさを増幅させた。とほほである。

とにかくこうして、バースデーは終わった。当日食事に付き合ってくれたK嬢、メールや電話・電報・カードをくれた方々、店を覗いてくれたお客様……この場を借りてお礼を言いたい。こんなに祝ってもらったのは初めてかも知れない。歳を取るのが更に楽しくなったのは「めっけもの(死語)」である。

店が終わって、一気に睡魔が訪れソファーに。カウンター席の5番目には、グラスではなく「くまのプーさん電報」のぬいぐるみが僕を見守ってくれていた。


※志賀私的伝言板
【サイトをご覧になっているまだ見ぬ方が、フェスタで僕を捜してくれたようだが、家族サービスのごとく遊んでいたので僕だと判らなかったようだ】


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