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■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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日曜の朝は、なんとなく曇り空だったので、土曜に来ていたPCメールの返信には「天気悪い」と書いた。よくあることだが僕は、朝まで何かとやっていてそこから就寝、ゆえに日中の天候がさっぱり分からないことが多い。この日も夕方目覚めた僕は、イイ天気の風景を見てまた「もったいない」と思う。

そう思い始めるとヤバイ。「いつ日記を更新しているのか」よくその質問をされるが、答えは明確で「寝ていないときならいつでも出来る」、それは言い方を変えれば、僕は定時に出勤してアフターファイブ(死語)を楽しむ人種ではないということである。そこに仕事とプライベートの境界は存在しないのだ。ただでさえそうなのに、日差しが照りつけるこの季節、僕は寝不足の日々が続く。

居酒屋が悪いわけではないが、あの場所には「愚痴」が似合う。上司の悪口、不景気な世の中、会社の将来性……仕事中には口に出来ない言葉が、就業中には見せなかった顔で、湯水の如く流れ出る。それは「悪しき本音の時間」とも言える。(お客様にそんな話をさせない、そういう気にさせないのも店の力〔立つ人、雰囲気、提供されるもの〕だと思うが、それはまた別の問題)

一般に仕事は「生きてゆくための手段」「休みを楽しむためには不可欠」挙げ句に「苦」なものとまで言う人がいる。その「仕事」という意識の中で一日を終え、後の自由な時間・開放感を楽しむ。世の中の構図としては、ごく当たり前に自然な姿かも知れない。組織というものを考えると、これも致し方ない。ともかく、一部を除いては「生き生きと仕事してる」人は少ないようである。(働かずしてそれらを手にする人が幸せとも思えないが)

では、飲食業はどうだろう。店に立つときに「自分を演じる」ことをサービスと言う人もいるが、僕はそうは思わない。店の外に出るといきなりスマートさに欠けて、よれよれのシャツに洗い晒しのケミカルウォッシュのジーンズではあまりにも寂しいが、プライベートタイムにとてつもない変貌を遂げる人が実際いることも否めない事実である。(ちょっとそこまでのつもりで化粧もせずにご近所ルック〔死語〕の時に限って、会いたくない相手に見つかるものでもある…)

『仕事とプライベートにギャップの多い人は、人生謳歌する成功者ではない』

これは僕の持論であるが、その人が会社に勤めていても、スポーツ選手でも、芸能人でも、アーティストでも、それが家事であっても「楽しく、生き生きとしてる」のであれば、魅力的で『人生の成功に一歩近付いた人』に思える(見えないところで辛い部分は誰しもあるが)。翻って、そうでないのならばまだその人は「自分のことが好き」と堂々と言えない部分が多いのであろう。危険な意見だが、極論はその場所に向いていないのかも知れない。

「24時間仕事、イコール24時間プライベート」を信条に、寝不足をも厭わない僕は、少なくとも皆さんから見て楽しそうに見えるでしょ。これでも結構大変で……おっとそんな簡単にプライベートまではお見せできませんぞ。


※志賀私的伝言板
【多分、仕事を「仕事」と言っている時点で駄目なんだな、きっと】


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