www.bar-shiga.com
■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
ホーム >>>
5/08「聞き苦しい言葉って、ありますやんかぁ?」 バックナンバー >>>
連休の喧噪を洗い流すかのように、終日の雨、ここ神戸である。

神戸に来て分かったことに、港神戸に相応しく旨いコーヒーを飲ませる店が多く、それに伴い喫茶やカフェ(今流行のも含む)そしてお菓子屋さんも多く見られる(ちなみに、焼肉屋、お好み焼き屋、なぜか焼き鳥屋もたくさんある印象である)ことが挙げられる。店にはほとんど行ったことはないが、にしむらコーヒー(三宮)のグァテマラは好きである。

僕はいつもペーパー用に200g買って帰るのだが、この日【何気なく】豆を乗せるハカリの目盛りに注目していると「450g」を指している。「あのー、200gなんですけど」と言うと、何のことはない挽いてもらうとちゃんと200gになる。当たり前である。誇らしげにハカリに乗せ直した店員さんが、何だかカッコよかった。「ちゃんと勉強してるの?」と聞かれて、全部出来てる宿題を見せる子供のようだった。北野坂のClub「Beber」のノリくんが、「ビーバー」と言ったお客さんに、即「ベベルです」と言っていたくらいに、素早い対応だった。


先述の【何気なく】について常日頃思ってることがある。「何気に思う」と使う人がいるが、ちょっとこれは可笑しい。「さり気なく」を「さりげにぃ〜(語尾下げ)」なんて言う女の子もいる。まぁ、僕とて全然語彙に乏しいし、言葉を知らない世代であることは認めるが、基本的に聞き苦しい言い方で僕は話さない。これらは、若者言葉に端を発した現象に思える。

「ありますやんか?」という年下の男がいる。これは「こういう事例がある」という言葉を、目上の人に対して言うときに「ありますよね(ありますでしょう・あるじゃないですか、アルジャロウ…はアーティスト)」が通例だと思うが、関西弁の「やんか」を使うことによって、親しみ・同意を求めるナンざぁ、今時の関西若者らしいと思う。ちなみに「やんか」の用途としては「いやぁ〜、田中さんの奥さん、その服オシャレ『やんかぁ〜』(やんかいさぁ〜、もアリ)」というように、同等意識、そのヒエラルキーに使われるのが好ましい。

以前書いた、ウソつけ!とウソつくな!は同じ意味なのに、本来の意味合いが違う。バカ言うな!とバカ言え!もそうである(関西ではアホ)。これについては、若者の特権ではない。「ウソこくでねぇ」とか「アホなこと言うな」、「バカも休み休みに言いなさい(これは違うか)」というように大人も、そこに何の疑問も感じずに使う。女性の「ウソつき…」なんて言葉については恐怖すら感じる?が、それはいいとして、案外この辺の言葉は曖昧である。

なんか言葉について思ってることを羅列してるだけでまとまりがない。とにかく、若者(20歳台前半まで)言葉に否定的なんじゃなくて、大人と言われる世代になってからそんな言葉を話す人に出会うと、最近の若い女の子の肘が反対に曲がってしまうくらいに、気持ち悪いということが言いたかっただけなのである。


※志賀私的伝言板
【GWみんな疲れてるんかねぇ、静かな夜でございました】


Copyright@Toshiya Shiga. All Rights Reserved.
Send Mail to Shiga